10年ぶりの京都観光 - 定番の八坂神社と清水寺。そして京料理を楽しんだ

10年ぶりの京都観光。2日目です。流石に今日は雨を覚悟してましたが幸運なことに曇り。
5:30から朝風呂を楽しみ、7:00には朝食をいただき、8:15にチェックアウト。やはりスーパーホテルの安定のクオリティとコストパフォーマンスは素晴らしい。

さて今日はとりあえず雨が降る前に、予定してる鴨川での水遊び、八坂神社、清水寺は回っておきたいところ。足早に鴨川へ向かいました。川辺を歩きながら少々水遊び。朝やはくから釣りを楽しむ人がチラホラと。結構大きめの鯉が泳いでますが釣ったら持ち帰って食べるんでしょうか?

それにしても朝の静かな鴨川は趣がありますね。
昨日の夕食は鴨川沿いの川床で京料理を愉しめばよかったと激しく後悔・・・(´・ω・`)ショボーン

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八坂神社参拝。娘がおみくじ引いたら末吉だった

通勤時間になり人通りも多くなった頃、八坂神社に向かいました。昨日より5℃低い予報でしたが変わらず暑い日になりました。この八坂神社は外国人の方はほとんどいませんでした。
ここではおみくじを引きました。娘は末吉。受験は横着は徒労に帰すとありました。おみくじを引く度に勉学の項目が娘にピッタリのアドバイスが書かれていて神様よく見てるなって思います。怠けるとせっかくの苦労も無駄になるという意味だと教えました。

前エントリでも書きましたが、厄祓いをしてる方が多かったです。大勢を十把一絡げに厄除けする様を見て、ほんと昨日水無瀬神宮で厄除けしておいてよかったと思いました。

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あまりに暑かったので高台寺洛匠で涼みながら茶を楽しむ

八坂神社ではとりあえず家族の健康を祈願して、次の目的地清水寺へ向かいますが、あまりに暑く途中休憩。高台寺洛匠という茶屋に入りひと休憩。
下調べせずに入った茶屋ですが、ここはわらび餅が有名だったようです。僕は抹茶と水羊羹、奥さんは抹茶アイス、娘は抹茶パフェを頼みました。抹茶パフェの中に隠されていたわらび餅が妙に旨いと話し合ってたんですが、評判通りわらび餅を頼むのが正解だったわけですね。個人的には苦い抹茶がかなり美味しかったです。

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京都といえば、やはり清水寺。ものすごい人混みだった

十分に涼んだので清水寺へ向かいました。神様と仏様を度実に崇めるのは変ですがそんなのお構いなしに観光する人は多いのではないでしょうか。まぁ僕らも同じです。

清水坂のお土産通りはめちゃくちゃ人が多いですが、そこに至るまでの石塀小路や二年坂は比較的人が少なく趣を感じながら散策することができました。個人的には人混みに紛れる清水坂よりも断然そこに至るまでの道のほうが好きです。

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二年坂から清水坂に合流した途端、人!人!人!
とにかく人が多い。そして金閣寺と同じく外国人率が半端なく高い。清水寺は中国・韓国の方が多いように感じましたが、清水寺は欧米系の方が多いように感じました。

今回は埼玉からお土産を持って行かなかったので、京つけものの大安で生八ツ橋とつけものを帰省土産として購入しました。現地で試食すると相当おいしいのですが、自宅に持ち帰って食べてみると、試食したものより漬かり過ぎてて少々しょっぱい感じでした。できれば当日食べてと言ってましたが2日後でも随分と味が落ちるもんだなと思いました。

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人が多くて記念撮影するのも大変。人が入り込まないシャッターチャンスはまず訪れません。
今回は胎内めぐりをしました。清水寺の胎内巡りは左回りなので左手伝いにめぐると迷わず進むことができます。真の闇の中でうっすら形が見えると娘は話してますが怪しいものです。暗闇の中、僕は全く何も見えませんでした。

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そして定番の撮影スポット。係の人?がシャッターを押してくれるので気が楽です。
写真には写ってませんが、清水寺は平成20年から平成の大改修という修復工事を順次実施しているようです。これも調べず言ったわけですが、本堂は実施予定があるものの時期が決まっていないようです。本堂が改修前だったので、いつもと変わらぬ記念撮影をすることが出来ました。ちなみに改修工事の予定はこんな感じです。

終了 : 馬駐、本坊北総門、朝倉堂。子安塔
修復中: 阿弥陀堂(2013年3月〜)、奥の院(2013年3月〜)、清水寺三重塔(2014年1月〜)
予定 : 轟門/釈迦堂※屋根の吹き替え、清水寺本堂

音羽の滝は以前来た時も待ち行列がひどくて諦めましたが、今回も50人くらい列をなしてて諦めました。いやぁほんと凄い人が多い。

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気になっていた竹中で本物の京料理をいただいた

清水寺参拝を終え、名物の鱧が食べたいと店を探してさまよってると、なかなかよい店が見つからず気がつけば石塀小路沿いにある竹中の前まで来ていました。実は清水寺に来るときに見かけた竹中が非常に気になってました。どうやら営業中のようで鱧そうめんなるただ1つのメニューが外に書かれていました。そうめんなのにお代は3,800円と結構いいお値段。。。

どんなお店なんだろうと恐る恐る扉を覗くと、いらっしゃいませとご主人が出迎えてくれたので、いまさら引き返すわけにも行かず暖簾をくぐりました。

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一歩路地を入っただけなのに、先ほどの賑とは打って変わって店内は僕ら一組。お店の中には水槽の水の音しかしない物凄く静かな空間。時間がゆっくりすぎる感じです。
ご主人からここは250年続く老舗の店で、本当の京料理を守って出し続けているとのこと。
お出しする料理には一品一品に意味があり、15:00のお抹茶が最高に旨いと感じよう料理を組み立ててる。京の粋とはなんぞや?とか1時間半ほど色々お話を聞きながら料理を頂きました。
今まで食べたこともないほど細い素麺に感動しました。

全部は覚えていないのですが印象に残った言葉を幾つかピックアップします。

  • タイの王女とかも食べに来たが、今食べてるものと同じものを自信を持って出してます。
  • 丁寧に仕事をすることで素材の旨味を最大限に引き出すのが料理人のテクニック。今まで飲んだことがない味と風味の番茶も普通に売ってる番茶だとのこと。
  • 15:00に頂く茶菓子とお抹茶を飲んだ時に最高に旨いと感じるよう舌の全ての味覚を刺激するよう料理を組み立てている。
  • 京料理の本当の素麺はこのように冷水には浸さない。そもそも昔は冷水に浸して食べること自体が困難。そのころの食べ方です。素麺は市販されていない手延素麺の古(ひね)だとのこと。
  • 子供のために暖簾をくぐってくれたこと自体が晴。僕らはウェルカムと最大限もてなすわけです。

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素麺の次は穴子のひつまぶし。これも絶妙なタレでかつ上品で旨かった。
そして食後の栗きんとんに似たさつまいもの茶菓子。その昔さつまいもを栽培してはいけない時期に、お役人に対してこれは栗ですと誤魔化してた逸話があるとか。
そして熱々の番茶。熱いお茶を飲んで体を温めることで暑い京の外へ戻った時に涼しさを感じるように組み立てた昔の人の知恵だとか。

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そんなこんなで本物の京料理と粋を教えていただきました。正直いち小市民には少々高尚なお昼だったなぁとは思いますが良い経験をできました。これも前日の夜に失敗したなぁ〜と思っていなければ、竹中に入ることはなかったので、清水坂に行く前に妙に気になったりだとか、全ては神の思し召しだったんだなぁ〜と思ったりしました。

本当は竹中のご主人に六道の地獄極楽絵図を見に行くと良いと教えていただいたので地図を片手に向かうも、何故か八坂神社に戻ってしまいました。ちょうどその頃雨が降り始めてきたので、これまた帰るなら今だよという神のお告げだと理解し、そのまま京都駅に向かい新幹線で帰宅しました。

本当に一日違いで台風上陸で観光どころではなかったりだとか、何かとラッキー続きな京都観光でした。おしまい。

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