DigiFi No.10 付録の Olasonic USB DAC ヘッドフォンアンプの感想
すでに注文していたことすらも忘れていましたが、昨日 DigiFi No.10 が届いておりました。
そうです。予約注文開始日にオディオ界隈でものすっごい話題になった、別冊ステレオサウンドの豪華付録付き雑誌のアレです。USB DAC 機能がついたヘッドフォンアンプが付録で付いてくる雑誌を注文してたよね。でもってどうせならってことでオカルト的なオーディオ向け USB ケーブルが4本もついてくる姉妹誌を注文してたんだっけ。
いやぁわくわくです。ネットオーディオ環境はもってるけど、実を言うと USB DAC はひとつも持っていません。入門機としてはちょうど良いだろうってことで早速視聴しました。
まずは DigiFi No10 の付録を開封しました。ともて付録とは思えないコンデンサの充実っぷりです。DAC 部は定番のバーブラウン PCM2704C を使ってます。対応できるデジタル音声信号は PCM 16ビット/48kHz まででハイレゾ信号に未対応ですが、僕のライブラリは iTunes 程度なので問題ありません。
まずは普通の PC 用の 5m の USB ケーブルによる試聴結果。
イヤフォンジャックにヘッドフォンを挿して視聴するも音がスカスカで全体的に何か変だ。どうもイヤフォンジャックにきっちり奥まで挿すと音が正常にならないようです。使っているヘッドフォンの端子との相性の問題でしょうか。奥まで挿してチョットだけ抜くと音が安定しました。これは微妙に面倒。
音が安定した状態であれば、明らかに Macbook Pro のイヤフォンジャックの音質と比較して良くなったことがわかります。音が非常にクリアになり解像度が上がります。音場も広くなります。言ってみれば環境がグレード2つぐらい上がった印象を受けました。ヤバイ、わずか 3,300 円の付録程度でここまでの音を鳴らすのかっ!と感動してしまいました。
ただホワイトノイズが若干のってるのが残念です。USB ケーブルを PC にさした瞬間からサァァァァーって音が聞こえてしまいます。無音時以外には気にならないレベルではあるのですが値段相応で致し方ないところですね。
そしていよいよ USB ケーブルの聴き比べをしてみます。お高そうなケーブルが4本も入ってます。これで 5,000 円はシールドつき USB ケーブルを買ったと考えても純粋にお得です。肝心の音の違いですが、PC 向けの 5m のケーブルから変更した違いは明確にわかります。全体的にメリハリが出てエネルギッシュな音になりました。ケーブルの長さが関係しているのでしょう。
聴き始め当初、4本のケーブルの音の違いは僕の耳には区別があまりつきませんでした。正直プラシーボ効果じゃね?って感じすらしてしまいますが、聴き比べれば聴き比べるほど違いを感じ取ることができるようになってきます。まさにオカルトです。01 なデジタルな世界だとわかっていつつも、SUPRA ケーブルのほうが高音が綺麗とか違いが感じ取れるようになってきます。そうです。4本の中で最も僕の好みの音を出してくれるのは SUPRA ってケーブルのようです。もっともハイファイに聞こえます。そう思ってるだけかもしれませんけど。
ちなみに USB ケーブルはどれを使ってもホワイトノイズが消えることはありませんでした。これは基板側の設計の問題なのでしょう。
うーむ・・・このへんは難しい世界ですね。
さて結論ですが、DigiFi No10は買いでしょう。USB DAC を持っていないなら世界観を知るには調度良いと思います。USB ケーブルは 20cm 程度のケーブルが4本手に入ると思えば買いです。僕は 5m のケーブルしか持っていなかったので、その観点からも買って損はありませんでした。
ネットでは品切れ状態続出のようですがリアル店舗は普通に平積みされてました。少なくとも大宮SOGOの上の本屋さんには大量に平積みされてる状態でした。趣味の範囲で買える金額でとっても楽しめてます!
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Bマニ
ホワイトノイズはRCA側で接続して聞けば気にならないほどの大きさになりますよ
ステレオミニメス-RCAピンを変換できるケーブルがあればイヤホンジャックに接続できます