通勤カバンを買い替えたが選定ミス!何とかカバンの骨で凌いではいるが・・・
僕はガジェット好きなので、当然カバンの中にはスマホやらタブレットやら充電器やらポタアンやら、まぁとにかくガジェットがいっぱい入っています。
加えて漫画好きなので、日によっては週間マガジンやら単行本やら雑誌やらが入ってます。たまにはちゃんと技術書も入ってたりします。
2009年に PORTER のトートバック SMOKY 592-07629 を買ってから概ね6年ほど通勤カバンとして使い続けて来ましたが、比較的カバンに物を入れるタイプなので、マチが浅すぎるし(底面の幅が狭い)、ポケットの数が少ないので、使いづらいカバンだなぁと常々不満を持ってましたが、買い換えるのも勿体無いので何となく使い続けてきました。
流石に6年も経つと、経年劣化で見た目もボロボロになってきたので、さすがに買い換えるかと、ここ半年ほど通勤カバンを新調しようとゆるい感じで探してました。求めてた要件は次の5つです。
- マチが深いこと(底が広い)
- ポケットが沢山ついてること
- 通勤カバンとして使えそうな見た目で色はブラック
- できるだけ軽くて防水機能があること
- できれば骨がしっかりしていて自立すること
先日、さいたま新都心のコクーン3内のヨドバシカメラを彷徨いてた時に、ちょうど良さそうなカバンを見つけました。僕みたいな属性の人が探すカバンは、デパートじゃなくて大型家電店にこと存在するってことにようやく気が付きました!
マンハッタンパッセージのトートバッグ #3202 BK
結論から言えば、実際初日使ってみただけで不満がモリモリ出てきました。
半分勢いで購入したようなものだし、鞄とかって実際使ってみないと使用感とかわからないのでホント難しい買い物です。ちょっと失敗感が漂うので、改めて要件と照らしあわせて評価してみます。
マチが深いこと(底が広い)
サイズは W31 x H35 x D14 cm で底板はありません。仕様的には B4 サイズを入れるための鞄です。31 x 14cm とマチは十分深いため満足しています。
ポケットが沢山ついてること
鞄を裏っ返しにしてみた図です。ポケットは片側が大きな編みかけポケット、もう片側が4つのポケットになっています。
写真を見る限り、一見すると沢山のガジェットや折りたたみ傘などが収納できそうですが、実はそんなにうまくいかないことがわかりました。
写真はあたかも自立してて傘とかスマホなどが、凄く収納しやすそうな印象を受けますが、実際はポケットにガジェットやら傘を入れると、その荷重に耐え切れずカバンがヘニョります。こうなると、個人的にはものっそい使いづらいです。
通勤カバンとして使えそうな見た目で色はブラック
Amazon とかネットショップの写真では真っ黒に見えますが、実際はダークグレーに近い光沢感があるブラックです。まぁ色的には満足ですし、営業の客先に持っていくカバンとしても、まぁおかしくない範囲の色と形状だと思ってます。
できるだけ軽くて防水機能があること
重量は 400g と軽く、実際今回のカバンの選定でかなり重要視した点でもあります。まぁ結果的には個々の選択で失敗したと思ってますが、それは後述します。
質感は硬めのビニールっぽい感じです。トートバックなので肩掛けしますが、質感が硬いのでゴワゴワして正直肩が痛いです。ここ結構不満です。
一方の撥水性は満点。雨に強い特殊加工が施してあるので、雨の日でもカバンに水がしみてしまうことは全くありません。
できれば骨がしっかりしていて自立すること
もう今回一番後悔している点です。
軽さで選んでしまいましたが、やはり僕がほんとうに欲しかったのは骨がある合致ししたタイプのカバンだったようです。
どの写真を見ても自立してますが、中に骨を入れない限り 100% 自立しません。スマホ1つポケットに収納しただけで完全にヘニョります。なんで買うときに気が付かなかったんだろうと後悔するばかりです。
カバンの骨という商品を買って自立させてみた
一回使っただけで、その使い勝手の悪さに気がついてしまったので、カバンの骨 BAGBONE スタンダード 底ゴム付セットという商品を購入しました。
入ってるのはわずかに6つのパーツです。
各パーツを組み立てて、幅やマチを鞄の大きさに合わせて調節するだけです。幅はパーツをスライドさせて調節し、マチはゴムの締め付けの具合で調節します。なにも難しいことはありません。
本当にこれで自立するんかいな?と半信半疑でしたが、見事に自立するようになりました!たったの 1,580円でカバンが見違えるように使いやすくなり、かなり当初希望に近いカバンに進化しました。ヽ(=´▽`=)ノ
ただ、それでも重量のあるガジェットを入れるとカバンは自立はしていますがヘニョります。仕方がないので、前面のジッパー式フロントポケットに大きめのプラスチックの下敷きを入れることにしました。これでガジェット類を入れても完全自立するようになりましたが、逆にカバンが硬くなり形状も変えられなくなるので、自転車のカゴに入りきらず、自転車乗るときには肩掛けするはめになっています。
むぅいろいろ難しいな・・・。
ポケットを増やすためにインターバッグも買ったのだが・・・
購入するときにガジェットの数がポケットの数を上回っていたので、インナーバッグを買うといいよと奥さんに進められたので、同社のマンハッタンパッセージ・シリーズの #PC-1011 を購入しました。
結論を言っておくと、こいつも大失敗でした。こっちにはカバンの骨を入れることもできないので、ヘニョヘニョが解決せず、超使いづらいままです。
売り場では、こんな感じのシミュレーションもしていて、こりゃポケットも増えてすげぇ使いやすくなりそうだぜ!ヒャッホイ!と思ってました。
実際にガジェットを入れてみた感じも、一見すると凄く良さそうな感じに見えますが、このインナーバッグも側面に骨が無いため、もの凄いヘニョります。この状態でバッグをたてると半分にペタンと折れ曲がってしまい、鞄の中に入れると取り出しづらいというレベルを超えて、知らない間にガジェットが飛び出してバラバラになってしまってます。このバッグに点数をつけるとしたら、完全に0点ですわ。
縫い目をほどいて布と布の間にプラパンでも入れて骨組みを作ろうかと計画中ですが、面倒なので、今のところはインナーバッグのポケットには名刺や鍵など重量が非常に軽い物を入れるようにして耐え忍んでいます。
この商品タグに貼られている写真のような収納は不可能です。これ絶対に特別に骨入れてますって。
まぁそんなこんなで、今回の買い物は失敗だらけでした。
個人的見解としては、自立するしっかりした鞄が欲しい人には、マンハッタンパッセージ・シリーズは買わないほうが良いです。一方のカバンの骨は素晴らしい発明です。鞄がヘニョヘニョで不満を抱いている場合は、安いし、一度購入して試してみることをオススメします。
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