Macbook Pro が異常発熱して調子が悪い場合の対象方法
ここ数ヶ月、会社と会社の Macbook Pro の調子が物凄く悪いです。特に会社の Macbook Pro が超絶調子が悪くて、一日に最低一回は虹色グリグリマークが表示されて OS の応答がなくなったり、突然再起動されたり、と壊れる寸前の症状がでていました。
自宅も会社も共通していたのは、筐体が異常に発熱していてファンが全力で回り続ける症状が出ていたことです。
まぁこんなのは大凡、内部にほこりがたまって排熱できなくなった時の症状なわけでして、自宅サーバやってたときにも何度も経験しました。
というわけで Macbook Pro の裏蓋を開けてみると、案の定、もの凄い量のほこりが詰まりまくってて、こりゃ排熱もろくにできんわなってことになってました。
Macbook Pro が異常発熱して調子が悪い場合の対象方法
異常発熱するなら、まず疑ってみるべきなのは内部のほこり。
ほこりを取り除いても症状が改善されないなら、ウィルス感染、OS が腐った状態になっている、ハードウェア故障等が疑われます。特にここ数年の PC なら SSD の経年劣化も考えられます。
というわけで以下の手順を順に試していけば良いんじゃないかと思う次第。ちなみに自宅の Macbook は 1 の対処で動作快調になりました。会社の PC は残念ながら 3 までクリアしつつも、OS 突然死やフリーズといった症状が軽減されはしたものの、相変わらず発生することに変わりはない状況でして、新しい Macbook Pro の発売を心待ちしてたりします。
1. まずは PC を分解して内部をお掃除してみる
2. 念の為にウィルスチェックフルスキャンをしてみる
3. メモリや SSD 故障を診断してみる
4. OS を初期化してみる
5. ハードウェア故障を疑い PC を買い換える
Macbook Pro の掃除の仕方
ここ最近の Macbook の裏蓋を見ていただくと分かりますが ★ の特殊なネジを使っています。ちょっとした精密ドライバーセットではサポートされていない形状です。くぅ〜めんどくせぇ〜!!( `Д´)ノ
まずは星型★1.2の精密ドライバーを入手しよう
そんなわけで amazon で、Geekbuying の 38in1特殊ドライバーセットって商品を買いました。Geekbuying って名前がなんともイカシテルのが購入理由です。
蓋を開けてみるとこんな感じです。ビットの種類(対応するネジ)は、以下の全 38 種類です。他の精密ドライバーセットと異なるのは、特殊なビットの種類にこだわっていることで、世の中に出ているタブレットやスマホの特殊ねじはほぼすべてサポートされていることです。
【トルクス】 T3 /T4 /T5 /T6/ T7
【六角ソケット】 H2.5/H3/H3.5/H4/H4.5/H5/H5.5
【六角ドライバー】 0.9/1.5/2.0/3.0
【プラス】 +1.2/+1.5/+2.0/+3.0
【マイナス】 -1.5/-2.0
【三角/トライアングル】 ▲2.3
【Apple専用星型】 ★0.8/1.2
【U型】 U2.6
【Y型】 Y2.0
【PH】 2.0
加えてスマホを分解するときに必要となる器具まで同梱されているという充実っぷりです。これがあれば iPhone だって電池がなくなっても自分で交換できちゃう道具は全てそろっています。いやぁこれはすごい。
さて、今回必要なのは ★1.2 です。当然揃ってます。
Beekbuying の特殊ドライバーセットの OPEN というボタンを押すと、シャキーンとドライバーセットが起き上がります。いやぁこのへんの作りこみ、嫌いじゃないです。
続いて Macbook の裏蓋を開けてみよう
★1.2 のドライバーさえ持っていれば裏ぶたを開けるのは簡単です。ネジはご丁寧に 10 箇所もありますが、全部ネジを取り外し、GeekBuying に同梱されてる吸盤を用いて裏蓋を吸い上げます。この辺は iPhone の画面を取り外すのとよく似た手順です。
裏蓋を外してみると冒頭の画像でお見せした通りの酷い有様でした。ファンの回りはもちろんのこと、あらゆる隙間にほこりがぎっしり詰まってました。こりゃ異常発熱してもおかしくないレベル。
右のファン周辺もご覧のとおり、ほこりまみれ。ファンもパワー全開で回らざるを得ないのもよくわかります。
まずは掃除機でホコリを吸い取ろう
掃除機のハケを使いながらパワーを強にして大きめのホコリを一気に吸い取ります。
残念ながら掃除機だけでは隙間のホコリまで吸い上げることが出来ないので、ダストブロワーを噴射して空気の力で隙間に詰まったホコリを残らず吹き飛ばします。手元にダストブロワーがなければ、顔を近づけて思いっきり息を吹きかけてもホコリは吹き飛びます。
できれば、ベランダなどで作業したほうが、部屋の掃除をしなくても良い分、後が楽です。
ものの 10 分もあれば、ご覧のとおりホコリをすべて吹き飛ばしてピカピカにすることが出来ます。自宅の Macbook はこれだけで、とーっても静かになりましたし、至って快調な動作が取り戻せました。
ま、でもやっぱ Macbook Pro は発熱しますね。ファンクションキーの上の部分とか、アッツ熱に発熱するのは変わりないみたいです。これは製品仕様ですかね。
おしまい。
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