大阪に一泊二日のプチ食い倒れ旅行に行ってきた(観光編)
先日、一泊二日で大阪にプチ食い倒れ旅行してきました。食い倒れ日記については前エントリで書いたので、今回は記憶が鮮明なうちに観光編を書いていきます。先に結論から書いておくと、良く考えたら我が家族はそもそも都会を観光するようなタイプの人種じゃないので、何かと非常に疲れたっていうのが率直な感想だが、何かと前向きに書いていこうと思う次第。
というわけで、一泊二日の旅程をざっと振り返ってみるとこんな感じ。
【初日】新大阪駅到着 → 道頓堀で食い倒れ → 帝国ホテルで休憩 → 梅田近辺で迷走 → 就寝
【二日目】水上バス → 大阪城近辺 → 通天閣 → 新大阪駅
ガイドブックなどで紹介されている一日コースで回る観光名所モデルコースすら回りきれていない体たらくですが、うちはこれが限界ですな。まぁこれは仕方がないとして、さて旅を振り返ってみる。
大阪周遊パスは果たしてお得か!?
今回の旅も道頓堀でプチ食い倒れてみたい以外のプランはノープランだったので、ほぼ行き当たりばったりな旅だったわけだが、まぁ毎度自分達が旅はそんなに得意じゃないことを忘れてしまうわけで、バリバリ観光するだろうから大阪周遊パス 2 日券を買うとさぞかしお得になるだろうと思って、とりあえず買ってみた。
買い方が特徴的で、チケットは地下鉄の駅の改札を通った後の駅長室で購入するんです。なので改札口でチケットを買いたいと伝えると中に入れてくれるという不思議システム。チケットを買ったら一旦改札の外に出てチケットを使って改札を通る謎システム。外で売ればええやんと普通に思うが、これ何故に?
この周遊パスは買ってお得か?と問われるならば、うちの家族にとっては損はしなかったが、買わない方がよかったというのが結論。
そもそも 1 日券が 2,300 円で 2 日券が 3,000 円とちょっぴり高い。それでいて子供料金なしという価格設定。実際チケットを買うといろいろな施設が無料になったり、割引がきいたりするので、モデルコース通りに観光名所を回ればかなりお得になる計算。にもかかわらず、うちの家族の場合はこのチケットを買わないほうが良いと思った。その理由を列挙してみるとこんな感じで、結構同じタイプの人はいると思う。
- そもそも忙しく場所を移動するのが大の苦手。ゆるり旅が好き。
- すぐに疲れちゃって夕方前に一旦ホテルで休憩しないと観光はもう無理ぽ。
- 良く考えたら暗くなったらホテルから出歩かない。
- 地図が読めないので目的地になかなか到着しない。
- チケット料金分は回収しなきゃという小市民的考えが頭をよぎるのがツライ。
水上バスアクアライナーで大阪近辺をめぐる旅
道頓堀は一つ前のエントリで散々書いたので飛ばすとして、二日目の最初の観光となる水上バスアクアライナーでの大阪城・中之島めぐりについて書いていこう。
そもそもアクアライナーに乗ろうと思った理由は周遊パスに縛られた行動でして、大人 1,700 円、子ども 850 円が無料で利用できるから。なんてたって初日は道頓堀に行って帰ってきた電車賃分しか使っていないから、もったいなくて仕方がなかった。
アクアライナーは大阪城港から出発し、八軒家船着場 → 淀屋橋港 → OAP 港 を経て大阪城港へ戻ってくる 60 分の周遊クルーズ。冬だから吹きっ晒の風で寒くて仕方がないんじゃなかろうかと危惧してましたが、ガラス張りの船でして快適にクルーズを楽しむことができた。
船の中も大変広く快適。130 名近く乗車可能とのことだが、この日の観光客はおおよそ 30 名程度だった。外国人も意外と多かった。何を隠そう、船は大の苦手なのでバッチリ酔い止め薬を飲んで船旅に挑んだわけだが、思いの外全く揺れず薬を飲まなくても船酔いしなかったと思う。
大阪城港を出発。写真ではわかりづらいのですが、ウォーターバードビューが売りの一つで、まるで水鳥の目線のように客室のほぼ真横に水面が見えるのが特徴のひとつ。
ウォーターバードビューの雰囲気があまり出てなかったので VR 画像も追加してみた。
大阪水上バスアクアライナー #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
大阪城・中之島をめぐる船旅とあるので、さぞかし大阪城を見るチャンスが有るのだろうと思っていたら、大阪城ドームを過ぎたあたりで一瞬見えるだけだった。おかげでシャッターチャンスは完全に逃してしまった。
ガイドさんがなんたらかんたら説明してくれてるんだけど、大阪に疎いものですから説明されても正直良くわからなかった。なので適当に良さそうな写真をチョイスしてアップしてるわけだけど、ここは覚えている。中之島の先端。先端から定期的に噴水が放射されるんだけど、船が通り過ぎた直後に噴水が始まりシャッターチャンスをまたも逃す。
こちら先程まで宿泊していた帝国ホテル。この記事の後半で書こうと思うけど帝国ホテルなかなか良かった。水上から撮影した一枚が一番いい感じにホテルの高級感を表現できた気がする。
と、まぁこんな感じで 60 分のクルーズはあっという間に終わってしまった。この船はウォータージェットシステムというエンジンを搭載していて、なかなか静かですし、揺れないし、船酔いする人にもオススメできる。
大阪城は遠目から眺めるだけだった
水上バスの旅の後は遠目から眺める大阪城です。本当は初日に行こうと思っていたけど行けなかった。
道頓堀行ったら疲れちゃったみたいでホテルでちょっと休憩のつもりが、娘が本格的に爆睡モードに入っちゃって行くことができなかった。夜のプロジェクションマッピングも行こうかと話していたんだけど、夕食がてら繰り出した梅田近辺で道に迷い完全に疲れ切ってホテルに帰ってきたので、それも無理だった。翌日 12/28 は年末年始の休館日に入っちゃうので残念ながら大阪城観光は無しとなってしまった。
まぁでも二日目のほうが天気も良かったので、結果的にはいい写真は撮ることができたので良しとしましょう。良く考えたら城はそんなに興味が無いはずなのに、チケット持ってると無料で入館できるとあって妙な残念感があった。
たまたま森ノ宮駅近くの噴水に虹がかかっていて良い写真が撮れた。これまたラッキー。
初めて見る通天閣、思ってたより大きかった!?
実は大阪に住んでたときに行こうと思えば何時でもいけたはずなのに、結局一度も行かなかった通天閣。こち亀で度々登場するので一度入ってみたいと思っていた夢がかなった。今回の大阪城観光で個人的には一番言ってよかったと思った観光名所。漫画のイメージからするともっとこじんまりした感じかと思ったんだけど、外観は意外とデカかった。
この日はまだ世の中的には仕事納していない日のはずなんだけど、通天閣のデッキに行くまでに 40 分待ちとのことで面を食らったが、せっかく来たので列に並んでみた。
まぁすごい列だことと思って並び始めたけど、実はこの長蛇の列は写真撮影の為の列だった。通天閣を模したパネルの前で強制的に記念撮影させられるわけなんだが、商売上手なのはいいんだが不要な人は素通りさせて欲しい。ちなみに強制撮影はデッキに行くまでに計二箇所あった。
突如現れたキン肉マンの原画コピーの展示。キン肉マンと通天閣も何気に縁が深いのは漫画を読んでるから知ってたけど、まさかここでコピーと言えども原画が見れるとは思わなかった。やっぱ原画はジャンプ紙面と違って迫力があった。
40 分待ちと覚悟してたけど 20 分くらいで展望デッキに到着。外から見たら結構デカイ建物と感じたけど展望デッキはかなりコンパクトだった。せっかくなので THETA 360 で撮影した VR 画像をどうぞ。
先日撮影した通天閣展望デッキからの眺め #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
ちょっと離れたところに奥さんが行きたい行きたいと申しておった「あべのハルカス」が見えた。歩いて 10 分程度の距離なんだけど、娘の体力&精神力の残量を検討した結果、近くまで来たにもかかわらず行くこと叶わずとなった。
展望デッキを見終えたら、あとは通天閣の歴史的なサムシングが展示されてるコーナーを見て回るんだが、すでに疲れてきたので興味ナッシングでほぼ素通り。ブログ掲載用に写真だけは撮影してきた。
通天閣見たらもう名古屋に帰ると娘が強く希望するので、大阪観光はここで終了。まぁ我が家にしてみればよく頑張って観光したほうだと思う。
ちなみに、この通天閣も周遊パスを持っていれば無料で入館できました。この時点で周遊パス料金分は回収できた。
番外編:帝国ホテルなかなかよかった
今回の旅行、最初はスーパーホテルに宿泊する予定だったけど、一休.com で他にお得なホテルがないか調べてたところ、お値打価格で帝国ホテルに宿泊できるのを知った。3,000 円プラスでスーパーホテルから帝国ホテルへアップグレードできるなら、そりゃ帝国ホテルにするわよねーって感じで、宿泊ホテルを変更した。
スタンダードプランには 3 人部屋は存在しないので一人はエキストラベッドなのが残念だけど、スタンダードプランといえどもさすがは帝国ホテル。かなり良い部屋でした。40 平米で一部屋 21,000 円。コスパは非常に良いと思う。
部屋からの長めも最高。どちらかと言えば自然が好きな方なのでリバーサイドの部屋で良かった。朝日がとても綺麗だった。
何と言っても一番よかったのはお風呂。無類の温泉好きなので温泉設備がある方がベターなのは間違いないけど、室内の浴槽はがっかりすることが多い中で帝国ホテルのお風呂は高級感があって非常に満足できた。室内の風呂では珍しく夜と朝の二回風呂に入った。
とまぁこんな感じの一泊二日の大阪観光を楽しんでまいりました。最後に自分らに向けての教訓ができたので、次に旅の計画をたてる自分達に向けて教訓を忘れずに書いておく。
1. 都会に住んでるんだから癒やしの旅にすべきだ(都会に行くな)
2. そもそも人混みが嫌いなんだから都会に行くな(大事なので二度言う)
3. 直ぐ疲れちゃうだから周遊パスは自分らには向いていない
4. 地図読めないんだからガイドブック見て飯屋に行こうとするな(どうせ着かない)
おしまい。
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