Fedora Core 4 リリース
先日、Linux 界の最新・最良版を宣言していた Fedora Core 4 がリリースされましたね。今回の主だった機能は、
- Power PC アーキテクチャ(32bit / 64bit)に正式対応
- 最新の kernel 2.6.11 を採用
- コンパイラが gcc 4.0 に変更
- Gnome 2.10、KDE 3.4、OpenOffice 2.0 Beta、Eclipse 3.1 M6 等の最新のオープンソースを搭載
- VMware みたいなマシン仮想技術 Xen 2 を標準搭載
- RedHat Global File System (GFS)への対応
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と言ったところ。gcc 3 系から gcc 4 へのメジャーバージョンアップはかなり気になる点で、コンパイルできないものが一杯でてきそうで怖い。gcc 2 系から 3 系にメジャーバージョンアップしたときの苦い記憶が頭をよぎります。
逆に歓迎するモノは、オープンソースの仮想技術 Xen の搭載と GFS 対応ですね。
VMware ほどマルチな OS をサポートしているわけではないので、Xen 上で Windows を動作させるのはまだ無理ですが、Fedora Core に標準搭載されることで、Xen の開発が活性化され、いずれは VMware のようになれば・・・と期待してしまいます。ビジネスユースで考えれば、ストレージネットワーク(SAN)を組み合わせ、単一の共有ファイルシステムベースによってデータ共有クラスタを形成する最新のクラスタファイルシステムで、大規模かる可用性の高い Database システムを組むのに重宝しそうです。
ちょっと触っている暇がないのですが、時間を見つけてふれてみたい OS ですね。
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