今後は RHEL から Oracle Unbreakable Linux に switch ですな
【Enterprise Watch】米OracleエリソンCEO、“同じレベルで価格は半分以下”のRed Hat Linux向けエンタープライズサポートを発表 経由で知ったのですが、オラクルが Unbreakable Linux Program ってプロダクトが発表されました。残念ながら、Oracle OpenWorld に参加していないので詳細知らず、Enterprise Watch からの引用ですが、
コードベースはRed Hat Linuxだが、Red Hatの商標表示等を消して法的な問題を解消したソースに基づき、同社のサポート部門がパッチ等を作成し、バイナリでも配布する。作成したパッチや修正は即座にオープンソースとして公開され、誰でも利用できるようになるという。ただし、Red Hat Linuxから分岐した“Oracle Linux”といった新たなディストリビューションを作成するわけではなく、Red Hat Linuxがバージョンアップした場合などは新たにコードの同期を取り、Red Hat Linuxから乖離(かいり)しないようにする計画だ。当然、エリソン氏が挙げた問題点であるバックポートに関しても対応する。
とのこと。まぁ解りやすく言うと、オラクル自身が作る CentOS でサポートも自分たちがやりますよって感じでしょうか。
今運用している DBMS も RHEL 4.0 + Oracle 10g R2 なんですが、インストールにえらぃ手間取ったりして patch はどーだのと大変でした。そんなのから解放されるってだけでも良い感じで、しかも OS サポート費用が半額以下なら、今後の Oracle on Linux は RHEL じゃなくって、Oracle Unbreakable Linux に乗り換えなきゃ損ですね。
各ベンダーも大変ですなぁー。ほんと。
取りあえず、日本オラクルのサイトに行ったら何も情報がなかったので米オラクルのサイトへアクセス。情報はこっちにありました。
http://www.oracle.com/technologies/linux/index.html
とりあえず Data Sheet っていう pdf をみてみると、サポート範囲が書いてありました。
- Patches, fixes, updates, and back ports for Red Hat Enterprise Linux 3 (RHEL3) and Red Hat Enterprise Linux 4 (RHEL4) releases, delivered via a subscriber network, the Unbreakable Linux Network (ULN);
- Support for customers, existing or prospective, regardless of whether or not they are using Oracle products.
Oracle offers support for the operating system with any application certified by Red Hat for RHEL3 and RHEL4. Any customer running Red Hat Enterprise Linux—either with or without Oracle—can take advantage of Oracle Unbreakable Linux support program.
Only Oracle supports the entire software stack running on Linux, including enterprise applications, middleware, database, and the operating system.
で、目的の Oracle Unbreakable Linux なるもののバイナリは FREE でダウンロード可能みたい。(多分これだと思う。)
http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form?ARU_LANG=JA
RHEL 4.0 と同じで、CD 1〜4 が必要なインストールメディア。ちょっとサイズがでかいので今日はここまで。
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