2023年夏季休暇2 - 家族で台湾旅行に行ってきた(食レポ・グルメ編)

「2023年夏季休暇 - コロナ明け久々に家族揃って帰省した」でも書いた通り、くっそ有給が余りまくっているので有給を強制的に消化すべく、7月中旬あたりに旅行の計画を立てることとなった。

仕事で海外に行くことがここ最近多いものだから、家族から海外に連れていけと圧力をかけられていたわけだが、さて、どこに行ったもんかな?と思っていたとある日、テレビで小籠包特集をやっておった。小籠包食いたいと言うもんだから、じゃあ台湾に行って本場の小籠包を食べに行ってみる?ということで台湾になった。

さて、最初に結論を書いておくのだが、我が家は台湾に漂う匂いが非常に苦手だということがわかった。あの独特の匂いは八角らしいのだが、時折芳しく臭ってくる臭豆腐なんかは苦手を通り越して苦痛の領域。

勝手に香港の広東料理をイメージしていたのだが、台湾料理は全然違うということを理解した。そいでもって台湾料理は苦手な部類の料理だった…が結論だ。

まぁそんな台湾旅行の思い出を、まずは食べ物中心に書き綴っていこうと思う。台湾好きな方には非常に申し訳ないが、ここから先は読まないでほしい。これから台湾に行こうかと思っている人向けに情報を残さねばと思い、素直な感想を書いていく次第。

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俺的結論を最初に言うぞ

匂いが苦手な人には結構当てはまるんじゃないかと思うのだが、台湾の街に出て臭い!と感じるならば、臭い原因を回避する行動に徹するのが良いだろう。食に関しては、金だせば旨いもん喰えるというのが正直な感想だ。

さて、臭いと感じる原因は主に2つある。

1.不衛生な場所が発する匂い
2.台湾の香辛料が発する匂い

1, 2 を回避するなら、台北101など新しい街を中心に観光することだ。台湾名物でもある夜市や九份(九份)なんかは匂いを覚悟しておくべきだろう。

一方の夜市を昼間に撮影した景観はこんな感じ。台湾に行く前はカエル喰うぞーなんていきがってたけど、ゴメンナサイ、、、衛生的に無理。食べた瞬間下痢しますわ。

どちらが衛生的でどちらが臭そうかは一目瞭然だ。良し悪しを言っているのではない。個人の好みの問題だが、我が家は古い街は無理だという結論に早々に至った。なお、グルメも匂い回避するならある程度の出費を覚悟で高級店に行くべきだろう。三泊四日の旅の結論としては、金銭と味の満足度は正比例するということだった。

これは旨い編:ディンタイフォン(鼎泰豐)

まずはじめに紹介するのは、おそらく日本人なら誰しもが足を運ぶであろうディンタイフォン(鼎泰豐)。我々は台北101の隣のグランドハイアット台北に宿泊していたので、台北101店を訪れた。日曜日に足を運んだときには140分待ちという意味不明な待ち時間に嫌気が差して諦めてしまったが、翌日は朝一番で整理券を配り始める10:30には店に出向いて一番で整理券をゲット。

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店内は清潔感はもちろんのこと、店員のおもてなしサービスが抜群に良い。気分良く食事を楽しむことができる。日本語もある程度通じた。3人で概ね7000円程度のランチとなった。

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空芯菜の炒め物。広東風で中華スープとにんにくが効いていて、うまし。

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鶏肉蒸しスープ・麺(塩味)。ブログやYouTubeで「優しい味だねー」という感想は、ぶっちゃけ味がないから塩足したいっていう意味だと今回の旅で理解した。一方のこのスープ。めっちゃ鶏の出汁が出ててうまし。これだよ、これ。金出せば出汁ちゃんと出るよなーというのが正直な感想。

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小籠包を二種類。ノーマル版と鶏肉小籠包。どちらもうまし。日本の鼎泰豐を食べたのは遥か昔のことなので比較はできかねるが、熱々のスープが溢れ出て満足度は高い。冷めると一気に味が落ちるので熱々のうちに食べるべし。

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えびチャーハンも絶品。絶対食べるべきだわこれ。日本の町中華ではなかなか出会えないクオリティ。油ギトギトじゃないのが良い。

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しいたけと野菜入りまんじゅう。こいつはハズレだった。香草ベースなので独特の風味が好かんし、モシャモシャした食感が好かん。

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スイーツのまんじゅうシリーズ。あんまん、ごままん、タロイモもん。圧倒的にごまが旨かった。そういえばゴマ揚げ饅頭がなかったのは残念。

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オープンキッチン風になってて小籠包を作る様子も見られるぞ!日本人を含めて外国人がこぞって動画を撮影しておった。

これは旨い編:スタバ・リザーブ台北101店

これはね、完全に誤算だった。元々は香港のように朝はお粥を食べに行こうと思ってたんですよ。でも台北101近辺に朝お粥食べられる店なんて見当たらないし、そもそも台湾料理と広東料理が別物ってことを現地で知ったくらい、なにも準備せずに旅に出たわけ。

そんなわけで、台湾料理の匂いにやられて、こりゃ朝はもうスタバ行こうぜっ、ってなったわけです。

台北101に入ってるスタバは2つあるんだけど、その片方がリザーブっていう特別な店で、より洗練されたコーヒーを楽しみたい方のための特別なブランド店なんです。この店が、またくっそオシャレ空間で居心地が良くって、コーヒーも旨いし、軽食も旨いんだわ。お値段もくっそ高かったけど。朝から3人で5000円超えですぜ。

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注文は旨く意思疎通ができなかったので、写真を取って、this one, this one と身振り手振り。まぁこちらの英語力が足りないだけの話ではあるが、、、旨そうなパンなどで品定めが難しい。

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これで、確か5000円ちょいだったな。一番美味かったのは左下のバジル風味のチキンソテーっぽいやつ。完全にイタリアンなやつ。写真じゃ分かりづらいんだけど、コーヒーもグランデ頼んだので、カップがめっちゃでかかった。コーヒーもリザーブのやつは豆が違くてスゴイ風味豊かで酸味少なめだった。恐らく台湾旅行中一番美味かった飯がこちらw

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うますぎたので、翌日も行ったわ。鼎泰豊の目の前がスタバなので10:30の開店待ちで、ゆるりと過ごしておった。

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他のスタバより圧倒的にオシャレ感が良い。意外と朝一番からお金持ってそうな客で賑わっておった。

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これは旨い編:因果茶のスイーツ

台北101の近くにブリーズっていう商業ビル内に入っている因果茶(YIN GUO CHA)ってところのスイーツが超美味かった。旨すぎてここも2回も来てしまった。

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メニューは色々あるんだけど、「手工豆花/甜湯」がおすすめ。台湾旅ガイドにもよく掲載されてるので、多くの人は見たことがあるはずのスイーツ。

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豆花が売り切れだったので、はじめに食べたのが因果茶招牌嫩仙草。一部トッピングが品切れ状態でいろいろ抜けてる状態なので、ほぼ仙草ゼリー only 状態。白い液体はクリーム。

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別行動していた娘が豆花を食べたけど仙草ゼリーのほうが旨いと言ってたので、翌日も因果茶招牌嫩仙草を頼んでみた。今回は全種類トッピングが揃ってたのでカラフルだ。やはり旨い!

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ちなみに台湾のタピオカドリンクも、概ねどこで買っても 250 円程度で日本よりも安くてサイズがデカくて旨い。台湾茶が日本よりも旨いので、総じて旨いんだろうなと思う。娘がバカスカ飲んでた。

コスパ悪し編:グランドハイアットの朝食

一度くらいはホテルの豪華な朝食が食べたい!と家族が言うもんですから、そんじゃまぁ食べに行っとくかと最終日の朝に朝食ビュッフェを食べに行ってみた。

驚きの 15,000 円の追加チャージだった。朝ごはんに一人 5,000 円、、、そうはならんやろ。という感想しか出てこないんだけど、やっぱ朝食はインクルードされたプランで予約しないとあかんね。良い勉強になった。

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5つ星ホテルのビュッフェなので、和洋中のみならず品揃えが豊富だった。会場もとても広くて写真を掲載しきれないが、とりあえず少しだけピックアップして並べてみた。

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はちみつだった蜂の巣から取るスタイル。贅沢すぎる。

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やたらめったら食べたいものを取っていくと、わけがわからん食事になる。朝っぱらからそんなにも食べられないので、お腹痛くなる前にこのくらいでやめておこうね、からの 5,000 円でしたーでビビりまくり。

いやね、おもてなしも良かったし、味も悪くないし、良いところだよ。でも値段と釣り合ってはないわー。この度一番のコスパの悪さであることは間違いない。

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利便性は良い編:台北101フードコート

なんだかんだ、台北101のフードコートで3回も食べた。なぜかって?

それは、台風11号ハイクイが台湾直撃で遠出できなかったからですよ。当日の朝まで天気がさっぱり読めない。そんな中の旅行だったので九份とか天気が悪いと萎える場所には行かなかったんだ、、、。

だからさ、ホテル隣の台北101さんにはお世話になったんだよ、フードコート中心にね。

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台北到着後、閉店間際に食べたのがこちら。お粥と魯肉飯と冬瓜スープ。初日で八角あかんわーと悟った。優しい味=塩足したいを悟った。お粥は旨かった。

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フードコートの小籠包はあかん。全然アツアツじゃないし、皮分厚いし、期待するべからず。魚の団子スープもお湯にかまぼこボールって感じ。ラーメンは醤油足して良い?って感じ。青菜の炒めものも八角臭のする醤油で期待してた味と違う!状態。この人チョイスはかなり失敗。

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翌日は韓国料理にしたみたら、これが大当たり。高麗人参香る参鶏湯もビビンバもめっちゃ旨い。いやー韓国料理最高だわ。日本人のお口に合うのは台湾料理よりもこっちだね!

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まぁフードコートは日本と同じで、味を求めちゃいかん。でもコスパ良しで庶民の強い味方。台北101観光では重宝するだろうけど、フードコートクオリティは抜け出せない。味を求めるなら鼎泰豊の整理券を先にゲットして台北101のショッピングを楽しむとよいだろう。

これはマズイ編:士林駅付近のしゃぶしゃぶ店

国立故宮博物院の帰り、腹も減ったので士林駅近辺でお昼を食べていこうという話になり Google Map で評価が高そうなところをググって尚品迷你麻辣涮涮鍋というお店をチョイスしてみた。

星: 4.2(543)·安価、しゃぶしゃぶレストラン

とあるが、火鍋的な料理で、そこそこ美味かったコメントも多く期待を膨らませて店を訪れてみたのだが、台湾独特の匂い漂うお店でして、結構きつかった。

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頼んだ料理は、日式味噌鍋、生猛海鮮鍋、健康竜骨鍋の3つに、特上霜降り牛肉、インスタント麺をトッピング。

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お店の雰囲気は悪くなく、おばちゃんも親切。

でもダメだったなー。全く口に合わなかった。八角やら香辛料の匂いがとにかく駄目。牛肉も見た目に反して獣臭あふれる味のしない謎肉。海鮮鍋もお腹壊しそうな香り。この店に来て、現地人集まる店は我々には合わんなーと悟りました。
これまた良い勉強。

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食べログは言わずもなが、正直ここ最近 Google Map の評価もかなり当てにならなくなってきたと感じている。自分の趣味趣向に合う店をピックアップしてくれるような食レコメンドサービスは無いもんかな。知らない地に行ったときのレストラン選び、数少ない食事のうち1つでもはずすとテンションだだ下がりなの、なんとか解決したい。

番外編:キャセイの機内食はあかん

エコノミーなので機内食はそもそも期待できないことは理解しているが、チキン or ポーク?など選択肢もないまま機内食が運ばれた。どうもキャセイ航空の機内食はお口に少々合わないようだ。冷えてないビールを差し出されたのは初めてだよ。

ANA とかのほうがやっぱり機内食は美味しいなーと思った。

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食レポ・グルメ編はおしまい。
結論は先に書いたが、最後にもう一度まとめておく。最後が特に重要。

  • 香港(広東料理)と台湾(台湾領地)は違う。香港のイメージで行ったらあかん!
  • 我が家は台湾の香辛料(八角など)の匂いは超苦手だと悟った。
  • 我が家は夜市もローカルグルメも超苦手だと悟った。
  • お金出せば美味しいもんは食べられる。鼎泰豊は高いけど旨い。
  • ホテルの朝食ビュッフェは追加フィー出して食べるもんじゃない。
  • 最後に台湾は台風の時期に行っちゃいかん!

次は観光編を書きます。

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