MySQL 新バージョン 5.0.15 (5.0.x系正式版)がリリース!
最近、お仕事でデータベース絡みのことが多くて、必然的にデータベースの話題に引っ張られる今日この頃です。
さて、本業でも MySQL は検索用途に用いているのですが、当然ながら今までは ver 5 系は正式リリースでないので ver 4.1 系を使っているのですが、この度めでたく ver 5.0 系列の正式版として 5.0.15 がリリースされました。今回の目玉は何と言っても、ビューとトリガーとストアドプロシージャのデータベース3種の神器?が MySQL にも搭載されたことでしょう。
MySQL Lists: mysql-ja: 5.0製品版リリースにリリースの日本語訳があるので読んでみると、一通りの新機能について知ることができます。主な新機能を列挙すると、
- SQL 2003 準拠のストアドプロシージャ、ストアドファンクションを実装
- トリガーを実装
- ビューを実装
- サーバサイドカーソル機能を実行
- 情報スキーマを実装
- XA 分散・トランザクションの実装
- 日本語キャラクタセット cp932 / eucjpms に対応
です。日本語対応に関しては、ver 4.1.12 からサポートされているシフトJIS の外字文字コード cp932 もサポートされており、日本語関連で困ることはなさそうです。より詳しい情報は、日本 MySQL パートナー会の新キャラクタセット cp932 / eucjpms に記載されています。
ver 4.1 系と比較してかなりの機能追加がなされている ver 5.0 系ですが、2ch とかを見てると、ver 4.1 系よりも更に高速化が実現されているようです。ここら辺は実際に自分でベンチマークをしてみようと思ってはいます。オープンソース系のデータベースもますますミッションクリティカルな分野に対応すべく高機能化している印象がありますね。
もちろん、速度以外を含む全体的な目で見れば Oracle の方が数歩先を進んでいることは間違いないのですが、如何せん、ライセンスが高すぎて中々手がでませんよね。MySQL ならいくらサーバを増設しても無料ってところが大きな魅力のひとつであることは間違いないです。
明日あたりから、本業の MySQL に ver 5 が使えるか試してみよっと・・・。
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