日本人の約 5% が心臓病!胸痛や動悸がするので検査してみた
小学校の頃心電図に異常がでて先天性の左心室肥大症っていわれた記憶がある僕ですが、極々たま〜に胸痛がすることはあったのですが、ここ数週間は毎日のように胸痛と動悸を感じるようになってました。
胸痛といっても2〜3分ほどで収まる。痛みものたうち回る程の痛さでは無く、安静にしていれば大丈夫な痛さだったのですが、何分怖いので病院で心臓検査を受けることにしました。検査の内容はホルター心電図検査と心エコー検査ってのを受けました。
ホルター心電図検査(24時間心電図検査)
検査中は、自分の全ての行動および症状の時間を記録します。後に心電図をコンピューターで処理して、心拍数と心拍リズムを解析し、日誌に記録された症状と心電図の変化を関連づけることで、詳細な分析が可能となります。
ホルター検査を受けている際の注意として、極力日常と同じ生活をすることがあげられます。安静状態にしてしまうと、せっかくの検査が無駄なデータになってしまいます。
僕のホルター心電図(24時間心電図検査)の結果
→約10万鼓動中40回の不整脈があったそうです。恐らく本人が気が付かない程度であろうと言われました。
心エコー検査(心臓超音波検査)
痛みは全くなく検査時間も30分程度なわりに、かなり精度の高い検査結果を得ることが可能な検査方法です。肥満で心エコーが旨くとれない場合は、経食道心エコーといって、食道からエコーを撮るという何とも痛そうな検査になるそうです。
心エコー検査(心臓超音波検査)で検査可能な項目は主に下記の3つになります。
- 心臓壁の動きの異常を検出
- 1回の拍動ごとに心臓が送り出す血液の量を測定
- 心不全や心筋炎などの患者でみられる心臓弁の異常、先天性異常、心臓壁や心房や心室の肥厚といった心臓の構造的異常の検出
僕の心エコー検査(心臓超音波検査)の結果
→僧帽弁逸脱症と診断されてしまいました・・・ヽ(τωヽ)ノ
約 2〜5 %に人が発病する(している)僧帽弁逸脱(弁膜症)とは?
約 2〜5 %に人が発病する病気で、年齢にあまり関係なく20代、30代の若者でも発病します。幸いにも、手術が必要な程、重度の心臓障害を起こすことはまれのようです。
僕の場合は、血液の逆流もなくこれ以上進行しないタイプのモノらしく、手術も薬も必要ないとのことでした。ちょっとマジでびびりモードに入ってましたが、原因が特定できたし、それが軽度のものとわかって一安心しました。
今回、胸痛がしたことで初めて心臓のことを考えたわけですが、何分素人では全くわからない領域なので、おかしいなぁ〜と思ったときは循環器系でちゃんと見て貰うのが良いと思います。2%という確率論からすると、50人に1人の割合で僕と同じように僧帽弁逸脱(弁膜症)を抱えているわけで、地雷が不発弾かどうかを見て貰うだけでかなり意味があることかと思いました。
初めて僧帽弁逸脱(弁膜症)の情報をサーチしましたが、こんなサイトにお世話になりました。
- Google で僧帽弁逸脱を検索する ← まずはここから
- メルクマニュアル家庭版, 僧帽弁逸脱 28 章 心臓弁障害 ← 情報が簡潔にまとめられていてで解りやすいです。
- 札幌厚生病院循環器科 僧帽弁逸脱症 ← 逸脱症の説明画像が非常に解りやすいです。
ちょっと自分の体について勉強しておきたいなぁ〜と思った今日この頃。こんな本でも買おうかと思ってます。
日経BP社 (2004/06)
売り上げランキング: 41,932
コメントやシェアをお願いします!
drk
>ナカムラ さん
その後、僕の胸痛は発生する頻度も激減して本当に良かったと思っているのですが、極偶に襲う胸痛は息を吸うのが怖いほど痛いので相変わらず厄介です。
ウォーキングを始めてから随分減ったような気がします。
ナカムラ(胸痛が気になる人)
胸痛の5%は心臓病とは驚きました。健康には気をつけたいですね
メディカルテクニカ
大変参考になりました。