オーディオライフ復活! 愛機が今蘇る!
大阪から引っ越してきてから、子育ての邪魔になると思い長きにわたり封印してきた我がオーディオ愛機たちを復活させました。
リビングにちょっと大きめの棚を買ったので、子供の手の届く範囲以外にオーディオを置くことが可能となりました。奥さんと交渉の末、6万円くらいのコンパクトコンポを寝室に移動。我が愛機たちをリビングに設置する夢が叶いました!
真のオーディオマニアからすれば、そんなに高価なオーディオシステムではありませんが、総額約50万円のこのシステムは僕なりに満足する音質で音を奏でてくれます。今は廃盤になった機器ばかりで手に入れようとしても入手困難な機器だったりもします。
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オーディオに興味のない方には全く意味のない情報ですが、僕のオーディオシステムを説明しますと、
スピーカー: audio physic Brilon 1.0SLE (ブリロン 1.0SLE)
売値:約20〜25万円 ドイツのオーディオ・フィジック社が販売していた名機。現在はブリロン 2.0に製品世代が移ってしまったが、ブリロン 1.0 SLE とは全く性質の異なる製品なので注意。ブリロン 1.0 SLE の特徴は独特の空間表現、艶めかしく奏でる高音表現、高解像度、レスポンスの良い低音表現(このサイズにしては)があげられます。 高さ 330 mm、幅 140 mm、奥行き 230 mm 、質量 5 kg というコンパクトスピーカーと思えないほどの音がします。今回は押し入れから復活しなかったのですが、独自のスタンド上に設置したブリロン 1.0 SLE からは更に音質がアップするのですが、地震で倒れてきそうな不安定なスタンドなので、ちょっと危ないです。 欠点が無いわけでもなく、比較的狭い部屋でちょうど良い音を鳴らすような設計で、広い部屋では役不足かも。あと、流石にコンパクトスピーカーなので低音はアンプの性能に依存する気がします。 今や中古市場で手に入れるしかない製品ですが、専用スタンドが倒れて傷が付いたりと良い状態のブリロンに巡り会うことは少ないと思います。昔はヤマギワsoftで試聴できましたが、今も置いてあるんかなぁ〜? ブリロン関連のサイト
アンプ: SANSUI AU-α907 NRA
売値:17万円〜23万円 SANSUI のオーディオ生産が終了してしまったので、今となっては非常に入手困難な製品。かつてはいろいろなメーカーが SANSUI のアンプを目標にしていたくらいのメーカだったわけですが、その SANSUI の中でも最高傑作と言われている製品が 907 NRA な訳です。 アンプを買うときに 20 万円クラスのアンプをいろいと聞き比べましたが、この 907 NRA は低音の歪みの少なさ、スピード感、音の分離(定位)、解像度、迫力が同クラスのアンプに比べてかなり良かった記憶があります。非常にブリロンと相性が良いアンプと思っています。定価 30 万円の製品でしたが、価格設定を間違えたんじゃないの?と思ったりしています。 欠点というか、総重量 33 kg とめちゃくちゃ重いので移動時に腰を痛めます。それと音のパワーがありすぎて、一般住宅では音量を45度以上に上げれませんね。(^^ゞ 907 NRA の欠点として高音が弱いという意見もちらほら聞きます。僕のシステムの場合、この辺はブリロンが補ってくれている気がします。 SANSUI 関連のサイト
CD プレーヤ: PIONEER PD-HS7
売値:4万円〜5万円 10 万円以内で手に入る CD プレーヤとして貴重の結果選択した CD プレーヤです。当時、DENON 派だった僕は DENON のいろいろな製品を使っていて、DENON の DCD-1650AL という製品を使っていたのですが、ALPHA プロセッサによる疑似アナログ化の音に飽きてしまって買い換えで選択したプレーヤだったわけです。 この PD-HS7 って製品には ALPHA プロセッサに相当するパイオニア独自の補完技術 Hi-Bit レガート・リンク・コンバージョン S って技術が搭載されていて、この音が ALPHA プロセッサの音と違って同価格の製品だけど非常に自然で繊細な音に聞こえました。同社の説明によると、従来約 20 kHz である再生周波数帯域の上限を約 50 kHz まで拡大する「レガート・リンク・コンバージョンS」と、ディスクに記録されている 16 ビットデータを 24 ビットに再量子化することでダイナミックレンジを従来の 96 dB から 140 dB まで拡大する Hi-bit 化技術を組み合わせとのことです。最近の DENON の Advanced AL24 Processing とか音を聞いてないのですが、どないなものでしょ。 音質的に不満はないのですが、本当は CD プレーヤをもう1ランク上の機器にしたい重いもありつつ、この PD-HS7 を手放せない理由が、この価格帯で唯一と言っても過言ではない DAC モード。すなわち、D/A コンバータとして利用できる点です。サンプリング周波数は 32 / 44.1 / 48 KHz をサポートしています。なので、PC から直接デジタル IN で接続して高音質を楽しむことができます。この機能が欲しいがために、オークションで PD-HS7 がでるのをねらっている人も多いと聞きます。 あと、どうでも良いのですが CD の裏を上にして設置する独特のターンテーブルが非常にユニークです。その効果の程は不明ですが・・・。 PD-HS7 関連のサイト
以上、いつかブログに自分のオーディオを紹介したいと思っていた夢も叶いました。結構、記事書くの疲れた・・・。
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drkからビンテージな老体への返信
コメントありがとうございます。当方、残念ながらブリロンは1.0系しか聴いたことがなく、ブリロン2,ステップ25の音を知りません。
雑誌などではブリロン2の音の評価は1から音の傾向が変わってしまったためいまいち評価が得られなかったと記憶していますが、ステップ25はまさしくブリロン1の正当な後継機種の音だと評価が高いようです。
また真空管アンプも持ち合わせていないので、ブリロンとの組み合わせでどのような相乗効果を得られるかわかりかねますが、手持ちのブリロン1は現代的なスピーカーと比較すると解像度という点では流石に時代を感じずにはいられませんが、独特の空間表現は今メインスピーカーとして使っているFOSTEXのG1300MGを上回ると感じています。
今時の解像度に頼らず音楽を音楽として心地よく聴くにはブリロンは非常に目的にマッチしたスピーカーなので、真空管アンプともかなりマッチするのではないかと思います。
ビンテージな老体
オーディオがほんの少し好きな老体です。一度、地元のオーディオフェアーでブリロン2.0と云うスピーカーを試聴する機会があり、いい音を出すなと感じました。つきましてはブリロンというスピーカーはアンプがソリッドであれ、真空管アンプであれいい音を出しますでしょうか?ちなみに部屋は10畳間でフロアー板床・背面も板張りです。
それから、ブリロンは1と2、そして現在はステップとかと云う名称にアップされていますが性能的にはかなり違いがありますでしょうか?宜しければご教示アップお願い致します。
コンパクトスピーカー
はじめましてコンパクトスピーカーで検索してきました。あまり知識がなかったのでこういう情報があると非常に助かりますね。参考にさせていただきました
杉ちゃん
Audio雑記帳は以前からチョクチョク拝見させて頂いておりましたが、本日たまらなくなりお便りいたします。
小生、金無し、暇無し、技量無し、の3無いロートルマニアです。そんな私が、欲しい!!と思っていたブリロン1.0、JBLのS3100、の2種類のSPを所有されてるという、恵まれた・・・と言うか羨ましい貴殿が、ブリロンの全てを徹底解剖され、試聴する以上に機器の詳細が解り、購入する多大な判断材料になりましたことに、お礼を申し上げたいと思ったからです。
今後、S3100の試聴談やJBLのチャージドカップルコンデンサーの特徴など機会があれば書き込みを期待しております。
初めてのお見知りおき宜しく、お願い致します。