SACD が再生不具合がレンズクリーナーで修復できた
PIONEER PD-D9 を購入して既に三年半が経ちます。普段は CD しか聞いていないので故障しているとは夢にも思っていませんでしたが、いつの間にか SACD エリアを認識しなくなっていました。
事の発端は、先日購入した噂の高音質 SACD の pure2 で、CD エリアと SACD エリアを聴き比べしていたのですが、どうにも音が同じじゃね?と感じたので、よくよく PD-D9 の液晶パネルを見てみたら常に CD と表示されていました。本来 SACD を再生している際は右下のように SACD と表示されるはずなのです。
本来はリモコンの SACD SETUP というボタンを押せば、CD エリアと SACD エリアが切り替わるはずなのですが、どうにも SACD エリアを認識せず CD エリアのみの再生になってしまっているようです。
取り急ぎパイオニアのサポートセンターへメール問い合わせしてみましたが、休日だし営業日返信で数営業日かかるとのことらしいので、どうしたものかと悩みつつ、修理費用とか出すんなら新しい SACD プレーヤとか買った方がいいかもなぁ〜でもお金ないなぁ〜と悶々と悩んでいました。
そんなときフッと思い出したのですが、CD レンズクリーナーが確かあったはず・・・と押し入れを探してみたら記憶は正しく未開封状態のものが見つかりました。何かの付属品で付いていたものだと思われますが、どうやって入手したか覚えていません。
レンズクリーナーには乾式と湿式があるのですが、手持ちのものは乾式でブラシでレンズを掃く仕様です。レンズクリーナー自体を使うのが初めてなものですから、CD 再生部分に生えている青色の毛を見て、こんなんでレンズを綺麗にできるんかいな?と思いつつも、ワラにもすがる思いでレンズクリーナーをセットして再生してみました。
手持ちのクリーナーでのクリーニングは約二分程度で、録音されている音声を再生するとともにレンズのピックアップが毛の部分を通る際にホコリが除去される仕組みになっています。作業としては単に再生すれば勝手にお掃除が完了するのでお手軽です。
クリーニングが完了しましたという音声が流れてクリーニングは完了し、おそるおそる SACD をセットしてみたら・・・見事!以前のように SACD エリアを認識するようになりました。全然期待していなかった分だけにうれしさは半端なかったです。なにより修理に出す必要がなくなってホッとしました。
ネットの情報では乾式でダメなら湿式を試すと良いのだが、湿式はレンズが悪くなるとの書き込みを見かけます。できれば分解して綿棒で拭くのがよいとの意見も多いのですが、特殊ネジなのでおいそれと分解はできないので、実際綿棒はハードルが高いのではないでしょうか?
そこで乾式と湿式がセットになったレンズクリーナーを買っておけば安心と言うわけですね。実のところ、クリーナーを持っているかもと思い出したのはアマゾンで配送済みになった後でして、まもなく手持ちに下記商品が届く予定であります。今後のメンテナンスでお世話になるかも知れないので無駄にはならないと思ってます。
もしも CD や DVD がうまく再生できなくなったんだが・・・という方がいらっしゃいましたら、一度レンズクリーナーを試してみることをおすすめします。修理に出さなくても治る可能性があります。
そしてもう一つのおすすめが、SACD の能力を最大限に堪能できるようにレコーディングされた pure2 です。SACD エリアの情報量は半端なく非常に高音質で聞いていて心地よいです。個人的にはジャズは全く聴かないので音楽としてはどうかな?って感じる部分もありますが、音は凄く良いです。
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