2012年 韓国旅行に行ってきました(二日目 - その2)

韓国旅行二日目、2012年3月30日の午後。地下鉄で移動して東大門に来ました。
東大門と言えば東大門市場。南大門市場と並ぶ長い歴史を誇る総合市場です。女子にとっては朝まで営業する近代的ファッションビルの数々がターゲットでしょうが、僕にとってはタッカンマリ横町だけがターゲットです。

どことなく香港の食の文化を思わせるようなタッカンマリ横町の雰囲気が好きです。まだまだ日本人も少なく地元の人で賑わっていて、日本じゃないところにキタッ!って感触も味わえます。

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韓国と言えば焼き肉とサムゲタンが思い浮かびます。まだまだ知名度が低いタッカンマリなんて聞いたことがないって方もいらっしゃるかと思います。でもこのタッカンマリって料理はマジおすすめです。サムゲタンのお店は日本人で賑わってますが、タッカンマリのお店は地元の人で賑わってます。食べに行くだけで異国情緒を満喫することもできるし、なによりシンプルで旨い。サムゲタンより断然旨いって感じました。

お店もタッカンマリ専門店が数多く並んでいます。スープで特許取得している陳元祖補身タッカンマリってお店が気になっていましたが、ミシュランでも紹介された陳玉華ハルメ元祖タッカンマリというお店に入りました。
タッカンマリは直訳すると「鶏一羽」という意味です。その名のとおり鶏をまるまる煮込んだ水炊き料理です。材料はシンプルで、鶏一羽、ネギ、じゃがいもだけです。韓国料理の中でも数少ない辛くない料理なので、お子様でも安心の料理です。

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このお店、メニューはタッカンマリのみ!自信の表れでもあります。
お店に入ると席に案内され、注文せずともいきなりタッカンマリがでてきます。トッポギは必要かと片言の日本語で聞かれるので、食べると答えます。ハサミで鶏肉をジョキジョキと切り始め、ガスに火をつけ強火で10分煮込みます。周りの地元の方々は備え付けの辛味噌をどっちゃり入れてましたが、娘もいることなのでシンプルに辛味噌は入れないことにしました。

この料理。鶏肉もさることながら、スープが絶品です。最終的にスープは全部飲み干してしまいました。
そして以外とおいしかったのがトッポギ。時間が経つにつれ柔らかいお餅になってきてスープの味がしみこんでおいしかったです。

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締めにうどんを二人前頼みました。こちらもある程度に込んでから食べた方がおいしいです。お腹は満腹のはずなのですが、おいしいのでスルスル入っちゃいます。完全に食べ過ぎモードになっちゃうのですが、脂っこくないのでお腹の調子が悪くなることはありませんでした。

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お腹も一杯になったところで東大門でショッピング・・・とは行かず、一旦ホテルに戻って休息です。

お次はロッテ免税店が目的地です。うわさで免税店が結構良いと聞いていたので行ってみたかったんです。ホテル停車中の一般タクシーでロッテ免税店に向かいました。ちょっと運転が荒くて怖かったのですが何とか着きました。
それにしても免税店の化粧品売り場の日本人率が半端なかったです。ほぼ日本人じゃぁなかろうか。僕の予定では免税店でブランドもののベルトとか買おうかなぁ〜と考えていたのですが、高いものを買うと免税手続きとか受け取りが面倒くさいので止めました。おまけに円高で日本の免税店で見てきた価格とほぼ同じの価格帯で、ブランドもののお得感はそんなにありませんでした。

ちなみに個人的に一番気になったのが、地下食品街のオープンスペースな飲食店。どの店も結構おいしそうなんです。今度来たらココで食べてみたいと思いました。

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夜景を見るにはちょっと早い時間でしたが、町並みを一望できるNソウルタワーへ移動します。さすが最高級ホテルのロッテホテル!停車しているタクシーは全て模範タクシーです。タクシーに乗り込み、運転手といい感じに"日本語"で会話しながらソウルタワーに向かいました。
海外旅行では大事なものは肌身離さずが持っておくが僕の基本なので、パスポートは持ち合わせていたのですが、実はソウルタワー近くまで車で行くためには、途中パスポートの提示が必要です。つまり海外の観光客だけが車で上まで行けるというわけです。地元の人は南山ケーブルカーで行くか、歩いて行くしかないと運ちゃんが教えてくれました。一般タクシーに乗っていたら言葉も通じず苦労したことかと思うと冷や汗ものです。

豆知識ですが、韓国のタクシーは模範タクシーと一般タクシーの二種類が存在します。模範タクシーは黒い車で日本語が話せる運転手が多いです。金額は約二倍ですが、ウチら的には模範タクシーの方が断然よかったです。何より安全運転ですし、何より言葉が通じるのが大きかったです。

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タワーは高さ 236.7m、海抜 479.7m でとソウル市内で最も高い建物です。晴れた日なら展望台から町並みが見渡せるのですが、この日はあいにく雲がかかっていて残念な感じです。高所恐怖症の僕にとっては、ちょうど怖いと感じる高さだったので壁際によるノが嫌でした。

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個人的なお勧めポイントは男子トイレです。見たこともない便器と用を足しながら見る景色がいいかんじです。
あとは写真で見ると凄く怖そうな透明の床ですが、実は単なる電子ディスプレイです。踏むと床が壊れて下に落ちるという映像が流れます。子ども達の遊びポイントですね。

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夜景を拝むまで暇をつぶせなかったので、暗くなりかけることには帰り支度。ライトアップされ始めたタワーをみて、やっぱ絶対夜来るべきだねって思いました。まぁ子どもが小さなうちは仕方がありませんね。

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帰りは南山ケーブルカーで下山しました。頂上から麓まで約 600 mの距離で時間にして約3分です。なかなかケーブルカーもいいもんでした。

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停車駅からは流石に模範タクシーが捕まらず、一般タクシーでホテルまで帰りました。やっぱり運転が荒くてびびりまくりでした。タッカンマリを食べたのが三時くらいだったので、ガッツリ夜ご飯という気分でもなかったので、ホテル近くを通る度においしそうな香りを放っていたパン屋さんで食事をしました。これはこれで、なかなかおいしかったです。思わずお土産の夜食分のパンを購入してしまいました。

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食事を済ませてホテルに着いたのは8時半過ぎ。ちょっと遊びすぎですね。
おやつを食べてお風呂に入って歯を磨いて就寝。いよいよ明日が旅の最終日です。

つづく

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