悩んだ結果、ダメ人間化する日本フクラのカウチソファを買いました
時が経つのは速いもので来年は娘も中学生になります。そろそろ娘に一人部屋をあげなきゃね・・・なんて話をここ最近よくしていました。
我々も 40 歳を過ぎて生活スタイルも変化したし、好みも変化したってことで、娘の部屋を作るのをきっかけに新婚当初から使ってきた家具類も今だからこそ似合う家具に買い替えちゃうかっ!って話になりました。
重い腰を上げてことを進めようと計画し始めますが、今の住居はそんなに広くないので順番に部屋のレイアウト変更と家具の入れ替えを進めていかないと一気には進まない。取り敢えずの計画はこんな感じ。結構時間もお金もかかりそう。
六畳部屋 | 共用の寝室から娘の一人部屋へ変更し、勉強机とベッドを新規に購入 |
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四畳半部屋 | マッサージチェアなど共用物置スペースから親の部屋へ変更 |
リビング | 10年以上使ったソファを新調 |
ダイニング | 10年以上使ったダイニングセットや収納棚を新調 |
各部屋のカーテン類 | 諸々家具が新調された後にイメージに合ったモノに新調 |
まずはソファとダイニングセットの新調から事を進めようと、ここ最近は家具屋めぐりをしてました。
結論から書いておくと、何度も足を運んで悩みに悩んだ末に選んだのは日本フクラというメーカーのカノッサというカウチソファです。いやぁソファって選び難しい!
新調のきっかけは本革の経年劣化
11 年前は本革張りのソファが欲しいと思ってて、同じようにソファ選びで何度も家具屋に足を運んだ結果、無印で在庫処分価格の白の本革ソファを見つけたので購入しました。購入当時の写真を見返すと今でも欲しいなと思っちゃう一品ではあります。
実際気に入って 11 年間使い続けてきました今の状態はこちら。経年劣化により流石に革は伸び切っていてしまっています。また元の色がホワイトということもあり汚れが激しく目立ちます。内部のクッションは多少のヘタリはあるもののまだまだ使える印象。単純にソファとしての機能面から見れば後 5 年ほどは使えそうな感じです。10 万円以下で購入したことを考えると非常に安い買い物でした。
こうして振り返ってみると、本皮は確かに丈夫ですし、食べ物や飲み物をこぼしても拭けばシミにならないという利点がありますが、革のメンテナンスが正直面倒です。実際、クリームを使って汚れを落としたり保湿を考えたメンテナンスは一度もやりませんでした。
新調するなら布生地でゆったりくつろげるソファが欲しかった
ソファを新調するなら、次は布生地カバーは全てとって洗える構造(これをカバーリングソファと言うらしい)かつ究極リラックスできるソファ(これをカウチソファと言うらしい)にしようと話をしていました。
サイズ制限について
当たり前ですが、自宅に搬入可能なサイズじゃないと話になりません。うちの場合は今のソファがギリギリ搬入可能だったことも考えると、分離しないで搬入可能なサイズは、幅200cm x 奥行き80cm x 高さ70cm 程度です。分離できた場合は部屋のスペース的には最大サイズは 幅250cm x 奥行き150cm x 高さ 70cm 程度です。
布生地を選択する理由について
前述したように革は結局メンテナンスが大変ですし、ヘタってくると座り心地が悪くなってきます。また夏場になるとソファに接着する肌が汗で蒸れて意外と気持ち悪いという点です。
そこで出てくるのが布生地。布生地のほうが安いと思いきや上のランクをみていくと意外とそうでもなかったりします。娘も成長したことなので、食べ物や飲み物をこぼしてシミを付けてしまうリスクも少なくなったことですし、布なら汗を吸い取ってくれるので夏場も快適。しかもカバーを全て取り外せて洗える布生地(これをカバーリングソファと言う)なら何時でも清潔。なので絶対布生地にしようと決めていました。
ちなみに各メーカーはソファ毎にいくつかのランクの生地を用意しています。ランクが高くなれば生地が厚くなる傾向にありますが、生地選びはデザイン性も伴うためランクが高ければ良いというわけでもなく、なかなか生地選びは難しいところ。
カバーリングソファの究極的なメリットは、最後の手段として買い増しすることができるところ。布生地が汚れてきたり、デザインを変えてみたくなったりという要望を叶えることができます。
ソファ選びはまず自分観察から始めることが大事
まぁ実はソファに限らず家具類に関しての知識は乏しい人間ですが、「KAGU NOTE ソファを買う前に知っておきたい!8種類のソファと使い方」によればソファは 8 種類に分類できるそうです。ざっと一言でまとめると以下のとおり。
※個人的にはカバーリングソファはソファの種類というよりは付加的機能要素と捉えています。
カウチソファ | ゆったりくつろぐためのソファ |
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コーナーソファ | 部屋の角に置くのに適したちゃんと座るためのソファ |
リクライニングソファ | 背もたれを後ろに倒すことの出来るソファ |
ソファベッド | 普段使いはソファ、横になりたいときはベッドとして使う |
ローソファ | 脚がなく高さのない床に近いタイプのソファ |
ラブソファ | やや小さめに作られている二人掛けのソファ |
オットマン | 補助的な役割を果たすクッションがついた足乗せ |
カバーリングソファ | カバーを交換出来るタイプのソファ |
そもそもソファ選びってめちゃくちゃ難しい。
実を言うと僕はソファを選びに行くまではカウチって言葉も知らなかった程度に無知な人間です。奥さんと一緒に選びに行きますが、お店で販売員の方に説明を受けながら長時間モノ選びをしていると、だんだん訳がわからなくなっていくんです。ちゃんと座るソファなら絶対カリモクが良いとかなんやら説明されるわけでして、その場ではこれ良いじゃん!ってなるわけです。僕らは実際注文した一週間後にもう一度足を運んで商品を選び直しました。
最初にソファを注文した後に自分観察を一週間してみました。そしたら、そんなちゃんと座る行為なんて一度もしなかったわけです。自分観察してみると僕の座り方は概ね以下の 2 パターンの模様。加えて歯を磨く時は背もたれに頭をのせかけるらしい。奥さんもちゃんとした姿勢で座ることは一度もありませんでした。
自分観察(家族観察)をすることで、本当に欲しいタイプのソファのタイプが浮かび上がってくることでしょう。
気がついていなかった要望が見えてきた
究極リラックスできるソファを探してたわけですが、自分観察&家族観察をしてみると欲しかったのはカウチソファだと気が付きました。オットマンとの組み合わせではだめです。
しかも僕はあぐらを組むし、奥さんは体操座りをするようなので、カウチソファでありつつも、座面の奥行きは出来る限り広いほうがベターということがわかりました(※実はこの要望を叶えるソファはなかなかないことを後で知る)。
加えて背もたれは首をのせかけることができる程度の高さが必要で、横を向いて座る場合も多いようなので、両サイドには体を寄せられるある程度の高さも欲しい。しかもクッションは程々に固めが好き。
究極リラックスできるという要望を具体的に描くと、上記のような要件だったようです。
日本フクラのカノッサというカウチソファを買いました
欲しいソファが明確になってきたようなので、注文したソファをキャンセルして改めてソファを選び直しました。ソファ選びは大塚家具とシマホ(島忠ホームズ)に何度か足を運びましたが、結論としてシマホの方が商品数が多いしお値打ちな商品が多かったです。
ホームズ宮原店のソファは 50 点以上はあったかと記憶していますが、いままでの要望を全て兼ね備えるソファはありませんでした。そこから幾つか落とし所を図っていくわけですが、座面の奥行きが広い方がベターという要望を諦めました。実際、幾つかの要件を満たすソファをメジャーで寸法を図りまくったのですが、殆どのソファの実質的な座面の奥行きは 50cm 程度でした。広くて も55 cm って程度。僕らの希望は 70cm でしたが、70cm の座面のソファは 1 つしかありませんでしたが、より重要な要素となる背もたれの高さ、そもそも部屋に入るサイズを満たすことができず選択対象外です。
悩みに悩みましたが、最後まで選択肢として残ったのが日本フクラというメーカーのカノッサ(CANOSSA)というカウチソファ。座面の奥行きは実質 55cm と多少広めの部類で、それ以外の希望は全て満たすソファでした。
クッションの硬さは 2 タイプから選択できますが、我々は好みの硬めのクッションを選択。ほんと人間をダメにするほど寝そべるのが快適です。おそらくはこのポジションは家族で取り合いになることでしょう。
ベストポジションが取れなかったとしても横から寝そべる姿勢も快適です。10 年間のクセもあり僕のポジションはココになりそうな気がしています。
背もたれは頭の部分を折りたたむことができる構造なので、気分次第でいろいろ変えられます。背もたれを高い状態にした場合は、ちょうど首を預けられる高さなので今の歯磨きスタイルを変えることはなさそうで良い感じです。
後ろから見た感じもシンプルで好みです。布生地も 100 種類くらいから選択可能だったのですが、展示してあったモノと全く同じ生地にしました。最上位ランクではないのですがデザイン的に一番好みに近かったというのが理由です。
内部構造はこんな感じらしいです。お店の人が言うには、フクラのソファーは中のウレタンの密度も高く品質も良いので、クッションもへたりにくく長く利用いただけるソファーだとのことです。
ソファー部分とカウチ部分は分離しているので、合計の幅は 250cm とかなり大きなサイズなのですが、比較的小さな団地タイプのお住いでも搬入可能です。まさに買うならこのソファしか無いという所まできました。
実はこの日、いったん値段を見ることなく本当に欲しいソファを見つけようということで、本当に値段を見ることなく選びに選び、フクラのカノッサというソファまでたどり着きました。
そしてここで初めて値段を見たわけですが、一番下のランクの布地でも予算を大幅にオーバーする 37.8 万円(税別)でした。
何を隠そう、奥さんは密かにカリモク、フクラ、アクタスあたりのソファが欲しいなと思ってたそうな。実に巧妙なテクニックにしてやられました。
まぁでも今回買うソファも間違いなく 10 年使うことを考えれば、年間あたりの金額に換算すれば意外と高くない気持ちになれるので、思い切ってフクラのカノッサを買いました。
10/2 にモノが届くので楽しみで仕方ありません!━━(●⁰∀⁰●)━━!!
ソファ選びのまとめ
長文になってしまったので、ソファ購入歴 3 回目となる僕らの経験から言えるソファの選び方のポイントは以下の通り。
- 自宅に搬入可能なサイズ、部屋に設置できるサイズを予め計測する。
- ソファを既に持っている場合は自分観察して普段使いを把握する。
- いろいろな店に足を運んで設置可能なサイズなモノの中から要望を勘案してお気に入りの一品を見つける。普段使いのスタイルを想定しながら選ぶことが大事。
- ソファは高いほど概ね質が良い。10年使うと考えて多少奮発する
ちなみに今回購入した日本フクラの公式サイトはこちら。購入したカノッサは実は一つ前のモデルらしく、いまはエディナという後継モデルが販売されているようです。
2016/10/2 追記
待ちに待ってたソファが本日配送されました。キタ━━(●⁰∀⁰●)━━!!
いやーお店でみるのと違って実際部屋に配置されるとスゴイ存在感です。そして無印良品のソファと比べると見た目的にも物凄く高級感があるし、実際座り心地も遥かに良くなりました。いいわーこれ。マジいいわー。買ってよかった。
以上おしまい。
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