娘の小学校卒業旅行を兼ねて奄美大島に行ってきました(二日目)
奄美大島旅行記、二日目です(※是非とも初日の旅行記から読んでみてください)。
今回の旅行は購入したばかりのコンデジ LUMIX TX1 で撮影していてるんですが、RX100 と比べて光学 10 倍ズームがあったり、機能面でいろいろ面白いので写真を撮りまくっていたので写真のチョイスが大変ですが、いいショットが沢山とれました。おっと、のっけから脱線してしまったので、まぁデジカメの話は別エントリで書きます。
さて、この日も曇り予報だったのですが何故だか晴天に恵まれました。日の出直後は曇っていていい写真は取れなかったけど、ちょっとしたら雲が晴れて良い感じの写真が撮れました。いや晴れ女スゴイ。天気次第でこの日の予定は大幅に変わる見込みだったので、ほんと晴れて良かった!
予定は trip advisor を頼りに決めてみた
ガイドブックも無事忘れてきたので、この日の予定は昨晩夜にスマホで 「奄美大島 観光名所 ランキング」 で検索してトップに出てきた trip advisor の情報を元にリクエストしてみることにしました。
都会からやってきて、わざわざ街に繰り出す意味もわからないし、個人的には歴史モノは全く興味が無い。幸い大自然に触れる系は家族全員が好きなので、人気の観光・アクティビティの上位から選んで見ることにした。ざっとやりたいことリスト化してみるとこんな感じ。うーん超盛り沢山だ。
- 10年前は子どもが小さく行けなかった国定公園マングローブ原生林を見てみたい(人気第一位)
- 10年ぶりにあやまる岬で記念撮影(人気第三位)
- 土盛海岸を散策(人気第二位)→初日もこの日の朝も散歩してきた
- 鶏飯もしくは鶏飯ラーメン食べたい
- 綺麗な海で釣りがしたい 夜はバーベキューやりたい
ちなみに関東に帰ってからブラタモリの奄美大島編を見てみたら、結構内容かぶってた。まぁ良いチョイスだったってことですね。
ホテルで朝食。ミキなる謎飲み物は苦手だった
後で甥っ子に聞いてみたらクソ不味いよねって言ってたから地元民でも苦手な人は苦手なんだなーと思ったミキという飲み物。鹿児島県奄美群島および沖縄県で伝統的に作られる乳酸菌発酵飲料で、うるち米を主原料に、摺り下ろした生のサツマイモと砂糖を主原料としているとのこと。スライム並みにドロっとしていて(口当たり滑らかに伸ばしたバージョンもあるらしい)、乳酸菌発酵っぽい香りと酸味がなんとも独特。飲んだ瞬間に甘酒を発行させてまずくした感じだなと思った。栄養価が高いので病気の時や夏バテ防止用として広く飲まれているらしいが、実際のところはどうなんだろうか??
朝食後は土盛海岸散策に直行
土盛海岸へ続く参道を歩いていると、いろいろ奄美大島固有種の植物や生き物にめぐりあいます(ブラタモリ見て知った)。何気に移した蝶も奄美固有種らしい。
はじめに見つけたときには大変興奮したものですが三日目にはうじゃうじゃ見り珍しさも失せてしまったオカヤドカリ。調べてみると国の天然記念物だとか。石垣島では手のひらよりも明らかにデカイやつを見かけたりしましたが、沖縄や奄美では比較的沢山いるっぽいので天然記念物といわれても、そうなのかーと思ってしまう。というか食べたら旨いのかなーなんて話してましたが、食べちゃいかんのですね。
あとで知ったのですが、ここ土盛海岸は奄美大島屈指の美しさを誇るビーチだとか。ブラタモリで出てきた海岸もここですし、撮影などでもよく使われる場所らしいですが、まぁその気持はよく分かる。この日も快晴じゃないのにこの碧さ。晴天の夏だとさぞかし碧く澄み渡る海なんだろうなーと思いました。
別角度から。白砂とエメラルドグリーンからブルーへと色を変える珊瑚礁の海は、太陽の光の当たり方で千変万化するため、地元ではブルーエンジェルとも呼ばれているとのこと。ちなみに離岸流が発生するポイントが多いので、年間で亡くなる方は一定数いるとのことです。見てるだけであそこ危ないなーと思うところが沢山ありました。
干潮時は何箇所か狭い湾のような形ができあがるのですが、そこは波もなくまた違った表情を見せてくれます。ここでシュノーケリングしたいですね。
調べてたら youtube でめっちゃ雰囲気が伝わる映像を見つけました。快晴だとこんな感じなのかーと何度も見返しました。石垣島行く 1/3 の値段で奄美大島はこれるので、ここでシュノーケリングすればいいじゃんって思いました。
あっという間に 2 時間ほど時間が経ってしまったので、急いでホテルに戻って出かける身支度をしました。
マングローブ原生林でカヌーを体験
散々、家から 30 分圏内でのんびりしますわーと言っておきながら、一時間半くらいかかる場所ともつゆ知らずマングローブ行きたいっすっ!ってリクエストしてしまいました。車を走らせてもらうも全然到着する気配もなく、えっ!?えっ!?なんかめっちゃ遠い!ごめんねと何度謝ったことか。いやもう距離感わからなくてホント申し訳なかったと思ってます。
まぁそんなこんなで、11時過ぎにマングローブ茶屋へ到着。ブラタモリとは違うカヌー屋さんでした。ここのカヌーは一人 1,500 円とお値打価格ですが、カヌーの時間は比較的短めでブラタモリのように海の方まででることはできないようです。
上から見下ろしたマングローブ全貌。ここら一体だけアマゾンっぽい。いやーワクワクします。
全員経験者ではありましたが、一通りカヌーの漕ぎ方を教わっていざ発進。念のために酔い止め薬を飲んでおいたのですが、海と違って波が全然ないので全く船酔いしませんでした。
干潮時にのみ現れる干潟っぽいところへ上陸。義兄さんたちは 5 回来てて初めて上陸できたとのこと。初回で上陸できたのだから相当ラッキーだよって教えてくれました。いやーマングローブ来たなーって感じがします。
干潟には片爪だけデカイ小さなカニがうじゃうじゃいます。人が近づくと直ぐに巣穴に隠れてしまいます。あとトビハゼもいました。10 倍望遠で激写してやりましたが素早いので撮影は難しいです。
ひとりちょっと速くオールを漕いで奥の方まで行ってみました。大きめのマングローブが出てきました。満潮時にくると別ルートに行けるようになって、よくガイドブックの写真に使われる両サイドにマングローブが覆いかぶさってる場所にいけるらしいです。
いやー次は満潮時にもう一回来てみたいですね。いい経験でした。
てっちゃんで鶏飯ラーメンを食べてみた
これもね、テレビで見たんですけど、鶏飯は知ったけど鶏飯ラーメンなるものが存在してると知って超気になってました。鶏飯ラーメンが食べたいとリクエストして "てっちゃん名瀬店" に連れて行ってもらいました。結構有名らしいです。
で、こちらがお待ちかね鶏飯ラーメン。一緒に鶏飯も頼んだのですが全然想像してたのと違う味でした。かなりゴマ油が効いてて、鶏飯のスープ+醤油ラーメン+甘味成分(多分砂糖&うま味調味料かな)+ゴマ油。そんなスープでした。個人的には鶏飯の方が好きかな。
その他、地元の美味しいシュークリームを買いに行ったり、山羊のソフトクリームなどを食べに行ったんだけど、長くなってきたので割愛。乳製品は超苦手なんですが山羊のミルクは輪をかけて苦手だったなー。
10年ぶりにあやまる岬にて記念撮影
甥っ子が一人部活で不在だったのですが晴天が明日も続くとは限らないので、とりあえずあやまる岬で記念撮影しておくことに。土盛海岸の直ぐ横なので、ここからの眺望も素晴らしく良い。
娘的には 2 歳の頃と同じく、直ぐ下に見える公園の方に興味津々のようでした。いやー来月中学生だぜ??
下まで降りていっての眺めはこんな感じ。ここは天然のプールだそうです。めっちゃいいですね。こんなのが家の近くにあったら毎週きちゃいますよ。いやーやっぱ南国の海いいわー。
釣りをするも釣果ゼロ。久々の坊主ですわ
リクエストが盛りだくさんすぎて申し訳なかったのですが、希望の海釣りにも連れて行ってもらいました。磯釣りは非常に危ないので安全な防波堤からのウキ釣りです。
釣りを開始したのは確か 17:00 くらいだったかと記憶してるけど、奄美の日没は遅く 18:30 くらいまでは普通に明るかったです。透明度が高く魚はすぐそこに見えるけど、見える魚は概して釣れないもんです。釣りは短気な方が性に合うらしいですが、自分に当てはめてみると、まぁそのとおりかも。なにしろ釣果ゼロでも超楽しかったです。綺麗な海であえて釣りってのも良いですね。
帰りがけにウミガメに遭遇。しかも二匹もっ!非常にラッキーな出来事でした。なかなか一日に二匹も見れないよーとのことです。ちょっと小さめのウミガメでしたが本気出すとめっちゃ泳ぐの早かったです。あっという間に海の彼方へと消え去って行きました。
お待ちかね夜のバーベキュー
いやーこれも無理言って申し訳なかった。義兄姉家族の家のデッキにはバーベキューができる大きな机があるんですよね。やろうと思えばいつだってバーベキューできちゃう。10年前のバーベキューの記憶が良すぎて、今回もどうしても皆んなでバーベキュー食べたかったんですよね。
もうさ、前を見れば直ぐ近くに海が見えて眺めは最高だし、実にうらやましい。都会じゃ無理だ。
ちなみに、僕一人暑がりで全然寒くなかったのですが、みんなはちょっと寒かったみたい。昼は 21 度くらいあったと記憶してるけど夜だから 15,6 度くらいだったのかな?いやーこれまた申し訳ない。
やっぱねサザエが旨いんですわ。関東で買うトゲトゲのサザエと違ってて、貝殻がつるっとしてるんですよね。波が穏やかだから棘で踏ん張らなくても良いように進化しただとか、ちょっと種類が違うだとか。なんとかかんとか。いやーそれにしても日本酒と醤油を垂らしたら漂ってくる香りがなんとも食欲をそそります。
魚や肉のみならず酒のツマミなども大量に用意頂いたにも関わらず、少食気味な我々ですんません。子どもたちは早々に離脱してゲームで遊びに入っちゃうしで、明らかに食べすぎました。ちなみに食べる魚は詳しい方ですが、流石に地元のカラフルな魚達はさっぱり名前もわからんかったです。
いやー旨かった。ごちそうさまでした。(๑´ڡ`๑)ぺろり
当初ノープランとは思えない過密プランを義兄姉が見事にかなえてくださりました。いろいろ超ムリポ気味なリクエストを全部叶えてくれて感謝な一日でした。この日はホテルに付いたのが 22:00 でした。流石に遊び疲れたので風呂入って早々に就寝。
三日目に続く。
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