超高級チェア総革張り仕様のオカムラコンテッサを買うも咽び泣く
ネタは溜まってるけど、なかなか各気力が湧いてこない今日この頃。
おはようございます。
今回は、年初に買った高級オフィスチェアとして名高いオカムラのコンテッサについて語ってみる。買ってから1ヶ月ほど経ったし、ある程度使用感は固まったし、リモートワークが一般的になった昨今において、高級オフィスチェアを買ってみようかと思ってる人には良いアドバイスができそうだ。
高級オフィスチェアはピュアオーディオ界隈と非常によく似た「沼」だと思う。はまると抜け出せないので非常に危険。
ずっぷりと沼にはまってしまい、そもそも約一年半ほど前に高級オフィスチェアのバロンを購入したばかりなのに、その上を行こうとしている時点で危険信号だ。しかもだ、今回は身分不相応の超々高級な総革張り仕様のコンテッサを買ってしまった。
初めに言っておくぜ、椅子は値段で選んじゃいけねぇっ!
(`・ω・´)キリッ
何故、初代コンテッサなのか?
そもそもだ、沼にはまり始めたのは、会社のオフィスチェアをバロンからコンテッサにアップデートしたのが始まりだった。
バロンも相当良い部類のオフィスチェアだと思う、一年半前に買ったときは自分的にも十分満足してたさ。でもコンテッサの包み込まれるように余裕のある座り心地を知ってしまうと、バロンじゃ物足りなくなるんだ。(一応補足で書いておくと、リクライニング機能はコンテッサよりもバロンのほうが機能的には上だということは知っておいたほうが良い。コンテッサが 5 段階調整なのに対し、 バロンチェアは好きな角度で調節が可能な無段階調節。これはかなり使っていて差が大きいと感じる。)
それからコンテッサを物色する日々が続いた。
オカムラのコンテッサは 2017 年にコンテッサセコンダにモデルチェンジされて、耐久性と座り心地をより追求したものになっている。会社で使ってるやつは最近買ったのでコンテッサセコンダなのだが、価格帯は固定資産まっしぐら 20 万円超え確実なので、個人がちょちょいと買うには高すぎる。
しかもだ、ごくごく身近に初代コンテッサもあり、セコンダとコンテッサの座り心地は実質変わりがない(厳密にはセコンダのほうがクッション周りの座り心地は上なのは確実なのだが、言うほど差はない。)ことを肌で実感している。
まとめるとだ、初代とセコンダは言うほど変わりがない。でも新品じゃ替えない価格だから初代を中古で物色しているわけだ。
突然購入機会が訪れた総革張りコンテッサ
中古でコンテッサを買う。これがここ数ヶ月で断トツでトップの物欲だったのは間違いない。ちなみにコンテッサの中でも以下のモデルに狙いを絞っていた。
- クッションはウレタン(メッシュ生地は苦手)
- 高級感のあるポリッシュフレーム
- ヘッドレスト付き
- 色はブラック
- 多少高くても良いから状態が良いもの
ヤフオク、ジモティー、メルカリ、よくわからん町の中古屋、など色んな情報をウォッチし続ける日々が続き、最終的に椅子は試座しないと決めちゃダメだって結論になった。
そんなわけで、自宅からそんなに遠くないオフィスバスターズ蓮田店のこちらの商品に狙いを定めていた。値段的にも許容範囲内だし、実際に目で見れば状態もわかるし、希望する要件は全て満たしていた。
今週の土曜日に見に行くぞっ!と話し合ったある日の金曜日、寝る前にメルカリをチェックしてみたら総革張りのコンテッサが突如出品されたわけだ。
定価 42.9 万円の品が 9.1 万円ですぜっ!
記憶が曖昧なのだが、気がついたら購入してたさ。( ´ཫ` )
朝、どうやって奥さんに報告しようかなぁ〜とビクビクしながらその日は寝たさ。試座しないと買っちゃダメだよねって昨日言ってたじゃん!って小一時間ほど怒られるだろうな〜と...
総革張りコンテッサを買うも咽び泣く...
同じ市内の出品だったので車でちょちょいと行ける距離の出品だったので、説教タイムを終え、今すぐに、直ちに、NOW、座るべく、直接引き取りに行くことにした。愛車にコンテッサを詰め込んで自宅へ GO!
さーてと、先に結論を書いておくか。
やっぱね、椅子は試座せんとあかんわけよ。
総革張り仕様ね、品物的には大変価値のある一品。
高級感半端ないし、相場感からしてもお得度はかなり高かったのは間違いない。売れば買値より高いのも間違いない状況でもある。
でもね、、、
つるつる滑るし、通常仕様よりも座椅子が硬い!
価格と正比例して座り心地が上がる訳じゃないのかっ!
普通のやつを買うべきだった...と咽び泣いてますっ!
座椅子は滑るので薄手の座椅子シートクッションを敷くことで、つるつる滑ることが解消されたので、多少硬い座り心地に慣れて、当初希望のメッシュ&ウレタン仕様に買い換えることなく過ごしている。
中古も磨けば新品に近づくよ!
さてと、気と取り直してだ...続きを書こう。
思っていたよりも本皮の劣化も少なく、きれいに掃除をすれば見違えるほど新品に近づくんじゃないかと思った。逆に言えばある程度の経年劣化を感じる状態でもあった。写真で伝わるか微妙だけど、ポリッシュフレームとかは結構汚れて輝きを失っている状態だ。
そこで取り出したるは、金管楽器をピカピカに磨くポリッシュだ。娘が小学生の時に金管をやってた時に買った年代物だが十分役に立つだろう。
効果てきめん、もりもりと汚れが落ちてフレームが輝きを取り戻していく。
例えば肘掛けの裏も油脂でとごれまくった状態なのだが、とにかく隅から隅まで磨きまくる。
まだ磨きが不完全な状態での写真だが、ほらこの通りピカピカだ。
汗だくになりながら 2 時間くらい磨きまくってたかな、、、かなりピカピカに輝きを取り戻してきて綺麗になってきた。
ポリッシュフレームの磨きが終わったら、今度は本革部分のメンテナンスだ。こいつは無印で買った革のメンテナンスクリームを薄く塗り保湿性を高めておいた。
フレーム磨きよりも、クリームを均一に塗る作業のほうが随分と難しい。つけ過ぎるとクリームが染み込んでムラになるし、まぁ気長にクリームを塗り込むこと 30 分。まぁこんなもんかな?って程度に仕上がった。
改めて見ると、座椅子の革は多少の劣化が見られシワが寄ってるが、まぁ尻に敷く部分で見えないし、上にクッション敷いてるし全く気にはならない。
ヘッドレストと背もたれメンテナンス完了。
肘掛けメンテナンス完了
中古品はここが傷んでいる場合が多いが、十分すぎるほど綺麗じゃろ。
作業開始から 3 時間ほどしてメンテナンス作業完了。売値が数万は上がるかな?と思う程度には新品に近づいたと思う!
グッ(๑•̀ㅂ•́)و✧
最後に一言
まぁそんな感じで、価格的にはおそらくトップクラスの高級オフィスチェアを手に入れたことで、物欲は無事に消え去りオフィスチェア沼から脱出することができた。
前の持ち主は役員クラスだったのか知る由もないが、購入したコンテッサは使用感が極めて少なく、品質はとても良い中古品だった。
先に書いた咽び泣くような「つるつる滑る、クッション性が硬い不満」を除けば、超高級チェアを所有しているという満足感も十分得ることができたので、百点ではないが、ラッキーな結果に終わったかなと思っている。
が、これから高級オフィスチェアを買おうとしている方にはぜひ言っておきたい一言がある。
とりあえず椅子は試座しとけ。値段じゃない。
おしまい。
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