LG 23.7インチ4Kモニター24MD4KL-Bが斜め上を行く画質で感動した

ここ数年で老眼と近視が一気に進んだアラフィフおやじです。こんばんわ。

最近体の衰えを感じることが多く、特にここ数年は視力の衰えを感じることが多い。数年前から気になってることがあって、ディスプレイを見ていると妙に暗く感じることが多い。人間ドックでも眼科でも重篤な目の病気は見つかっていないので、とりあえず今できる改善をいろいろ試しているところだ。

まず替えたのはメガネ。ここ 20 年ほどはレンズに若干のブラウン色を加えてたんだけど、経年劣化でレンズが傷んでいたことも考慮してレンズを新調してみた。今回はパーフェクトコーティングというオプションも加えて視界が明るくなるレンズを選んでみた。効果は上々で視界はかなり明るくなった。

お次はディスプレイの買い替えだ。

いろいろ調べた結果、LG の 24MD4KL-B という 23.7インチ UltraFine 4K モニター for Mac が良さそうという結論に至った。

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昨今の 4K モニター選びは難しい

画質の評価はめっぽう高い 14 インチ MacBook Pro(2021) を使っていることもあり、画質に不満はまったくないのだが老眼で細かい文字が全く見えない。文字を大きくすると画面の広さが足りず満足にプログラミングはできない。

ここ数年はリモートワーク中心となったこともあり、同部署のメンバーには 17 インチの外付けディスプレイを支給したんだけど、ここ最近は先に申したとおり、画面が暗いととてもつらい。見づらいからといって画面に近づくと、老眼で焦点が合わず全く何も見えなくなる。

まぁそんなわけで画質に定評があるディスプレイを新調することにしてみた。

普通に考えれば 27 インチ or 32 インチというサイズにして、とにかく画面の大きさに物を言わせて文字が小さいを解決するのが最適解であろう。ネットでも度々モニターサイズ論争を目にするが、その多くは 27 vs 32 インチ論争だ。24 インチ 4K というスペックは売れないらしく、Amazon とかで調べてみるとわかるんだけど LG と DELL くらいしか製品を出していない。

つまり 24 インチの 4K は売れないということだ。

しかしながら、我が家は狭く、あいにく机も小さくて 24 インチのディスプレイしか設置できない。困ったことに 24 インチを選ばざるを得ない。でも 4K という解像度は妥協したくない。

そこから選び出される結論は、現時点でスペック上最も明るい 24 インチの選ぶしかないということだ。その結果導き出される答えが LG 24MD4KL-B UltraFine モニターというわけだ。

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24MD4KL-B スペックと利用してみての感想

自分調べでは、おそらくこのモニターが一番コントラスト比と輝度が高い。それでいて色域が DCI-P3 98% と広く色再現性も抜群に良い。Amazon レビューは最近は信用ならん場合が多いが、x画質が MacBook のディスプレイに非常によく似ているという意見もあり、なかなか期待できそうだと思った。

画面サイズ23.7インチ
アスペクト比16:9
パネル・タイプIPS
有効表示領域(幅×高さ)526×296 (mm)
解像度3840×2160
画素ピッチ0.1369×0.1369 (mm)
表示色約10.7億色
視野角(水平/垂直)178° / 178°(CR≧10)
輝度(標準値)500nits
コントラスト比(標準値)1,200:1
色域DCI-P3 98%

仮設置時の状況をお見せしておこう。写真を撮ってみると実際の見た目と多少異なるのだが、見た目は MacBook の液晶と同じくグレア液晶(いわゆるツルテカ画面)なのだが、映り込みは非常に少なく MacBook Pro 14 インチよりも若干映り込む程度だ。写真ではブラック一色なので映り込みが目立つが、実際はいろんなウィンドウが移されているわけで、映り込みは全く気にならない程度だ。

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なお設置完成形はこちら。色々試行錯誤した結果、デュアルディスプレイ構成を捨てて 24MD4KL-B メインでいくことにした。こうなるともはや MacBook である必要がないと一瞬思ってしまいそうだが、出社日も週何日かあるのでノートパソコンである必要がある。

画面の広さは言わずもがな、14 インチと 24 インチは比べるまでもなく 24 インチが圧倒的に広い。3360 x 1890 ピクセルまで解像度は上げることができるが、我が視力では 3008 x 1692 までが限界のようだ。目をいたわるなら 2560 x 1440 を選択したいところだが、ディスプレイ 1 枚構成になったこともあり低い解像度はどうしても選ぶことができない。

そして肝心の画質が、正直言って MacBook Pro 14 インチの画質を上回る。スペック上の比較は面倒なので行わないが、実際の見た目としての輝度は LG モニターのほうが間違いなく上だ。リフレッシュレートは 60 Hz までしか選べないので、スクロールの滑らかさという観点では ProMotion テクノロジーによる 120Hz には劣るが、ゲームはやらないので何ら問題はない。

発色はほぼ同程度と思って問題ないように感じたこともあり、もう MacBook Pro のモニター見なくてもいっかぁ〜という結論に至った結果、このような設置構成になった。

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一言でいうとだ、

斜め上を行くくらいに画質がめちゃくちゃ良い!

Mac ユーザなら買って損はないだろう。いつも見ている MacBook の液晶がそのまま大きくなったと思ってもらってほぼ間違いない。

24MD4KL-B 開封の儀

開梱。ダンボールの中はいたってシンプルな構成。でも本体重量は 7Kg と他の 24 インチディスプレイと比較しても超重たい。

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電源ケーブルは無駄 2 本も入っている。これはできれば三足ののアースを使えということなのだろう。

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USB-C ケーブルも無駄に 2 本も入っている。電源はタップから確保するので MacBook 本体と接続するケーブルさえあれば事足りると思うのだが、説明書を読んでいないので用途はよくわからない。

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既にモニターにキッティングされている部品が豚にもう一つ入っている。壁掛け用なのかな?とすると、USB-C ケーブルの 2 本目は電源確保用なのかな?
まぁいずれにしても使わない。

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モニターの高さ調節。結構上には伸びるけど、下にはそれほど縮まないので注意が必要だ。ギリギリ机の高さに収まったのでよかった。要望を出しておくならば、もっと高さが縮むようにしてほしい。マジでギリギリ入る高さだった。

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Mac 専用ということも有り、インタフェースは超シンプル。電源ボタンもなければメニューボタンもない。ケーブル接続の USB が用意されているだけだ。

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ちなみに macOS からは内蔵ディスプレイと同じように扱える。これはとても便利。ディスプレイ付属のメニューボタンから操作するのはいつも苛ついていたので、便利すぎて感動した。

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モニターの角度は垂直で使う派なので、動かなくても特に問題はないのだが、上下の角度はここまで傾けることができる。

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開梱時には、めちゃくちゃツルテカ画面だぁ〜大丈夫かな?と思っちゃうくらい、横から見たときの映り込みは激しい。ただ真正面から見た場合は、そこまで激しく写り込まないから不思議だ。

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あとがき。

24インチモニターで4K解像度、界隈ではマイナーなスペックの中、俺史上最強のモニターに運良く巡り合うことが出来た。タイトルに書いたように、モニターが予想を上回る明るさと鮮明な画質で感動した。

パソコン作業が暗くて暗くて非常にしんどかった日々は終わりを告げた。定期的に目薬を注すのは欠かせないが、そればまた別の話。

いやーマジでよかった。小さな文字もくっきり見えるし、今まで見てきたモニターで過去一の画質だと思う。個人的には完全に EIZO のモニター超えてる。

Mac 使っててモニター探ししている方は、是非検討候補に入れてみて欲しい。サイズは 24 インチだが画質は満足できると思う。残念ながら流通量が少ないのか、売ってるところが少ないし、Amazon では中古でしか手に入らない。加えて少々値が張るのは致し方なしということで。

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