悩んだ末にテンピュールの三つ折りマットレス・フトンシンプルを再購入した
久々の商品レビュー記事。当然商品は自腹きっての購入。
奥さんが 50 肩が痛い痛いと言うので四年前に買った愛用のテンピュールの三つ折りマットレス・フトンシンプルを貸してあげることにした。幸いにも僕はどうやら床でも寝られるタイプの人間らしく昼寝も床にそのまま寝ている。なのでニトリのぺったんこ布団でもさして不満もなく寝ることができていたのだが、寝心地はやはり悪くなったような気がしなくもないた。
まぁそんなわけで高級マットレスをもう一つ買ってみるか〜と思い、マットレスを物色する日々がしばらく続いていた。悩んで悟ったこともあるので記事にまとめておこうかと思う。
結論から書いておくと、色々悩んだ結果としてもう一つテンピュールを買い増すこととなった。
高級マットレス選びは難しい
高級マットレスは世の中には実にたくさんの商品があって、選ぶのが非常に難しいと思う。
色々悩んで出した結論を最初に書いておこう。
俺的マットレス選びの極意
- 結局は人の好み次第。ネット情報は当てにならない。
- 展示されてる店舗に足を運び試寝することは最低限必要。
- 少し試した程度で真の良さがわかるものでもない。
- 返品保証がある商品を購入して合わなきゃ返品くらいの気概を持って品定め。
とはいえ、人の状態によって選択肢を絞られる。
例えば腰痛持ちの人であれば、「高反発、体圧分散性に優れる、十分な厚み」が必須条件になってくる。暑がりであれば低反発ウレタンは体に密着するため夏は寝心地が悪いと感じるかもしれない、等々だ。
とはいえ覚えておく必要はない。店舗に足を運ぼうと書いたとおり、販売員なりに相談してみよう。試寝ができるような店舗ならば、それなりに詳しいプロが一人はいるはずだ。
店舗に足を運び色々試寝してきた
とりあえず今回欲しかったマットレスへ求めるのはシンプルに 2 つの要件があった。
1. テンピュールに近い低反発の寝心地
2. 三つ折り収納ができる
大宮の島忠&ニトリでプライベートブランドのマットレスを一通り試してみるも、どうにもテンピュールのような低反発感のものに出会えなかった。値段相応かと思い、比較的お高くネットで評判の良いエアウィーヴも試してみたが、どうにもシャカシャカする感じが馴染めないと思ったことと、高反発はやっぱ違うなということが再認識できた。
イトーヨーカドーに足を運んでみた。ここにはネット情報で気になっていたエムリリー(mlily)というマットレスを試してみたかった。エムリリーもこの界隈ではかなり有名らしく、高反発の寝返りのしやすさと低反発の寝心地の良さを兼ね備えた優反発という独自に素材を使っているのが特徴だ。マンチェスターユナイテッドの公式寝具パートナーらしいのでさぞかし寝心地は良いのだろうと思って期待していた。
幸いにも大宮のステラタウンには試寝できる展示があった。店員には、よくここでお試しができると知ってましたね!と言われが、どうやら情報通の方が少なからずお試しに来ることがあるそうだ。。
試した結果、これもなんか違った。5cm/8cm/11cm とお試しができたが、11cm のがもちろん一番寝心地が良いのだが、三つ折りできるのは 8cm タイプのだけだ。低反発の具合がテンピュールよりも戻りが早い感じだった。
ここで気がついた。より安価に、よりテンピュールに近いものが手に入ればと思いマットレスを探していたようだ。他のマットレスも試してみたのだが、どうやら真に欲しいと思っているのはテンピュールのようだ。金額がネックになっていたようだ。
結局、テンピュールに戻ってきた
テンピュールで買うということは決断した。三つ折りマットレスという希望から商品もフトンシンプルという型番に自動的に絞られるわけなのだが、公式サイトよりも Amazon で買うほうが随分とお安く買うことができる。謎すぎる。
Amazon で買うことまで決めたのだが、全く同じに見える 2 つの商品が存在するのだ。値段は 1 万円も違うのだ。ネットの情報も少なくかなり調査に苦労したが違いが判明した。おそらく間違いはないと思われる。
フトンシンプルプレミアム | フトンシンプル | |
---|---|---|
価格 | 31,500円 | 41,359円 |
寸法 | 195L x 95W x 6Th cm | 195L x 95W x 6Th cm |
重量 | 7.25Kg | 6.86Kg |
色 | ベージュ | グレー |
フトンシンプル
今回購入したのは高い方のフトンシンプルを選択した。こちらは公式サイトでも販売されているモデルで日本国向けの商品。収納バッグが付属する。
フトンシンプルプレミアム
こちらは万が一パチもんだったら嫌だとの奥さんの発言があり敬遠したというのが正直なところだが、プレミアムという名がついているにも関わらず値段はこちらのほうが安かったりするのが謎だ。僕の調査をまとめておくと、こちらのモデルは国外モデルの並行輸入品らしい。中の素材は全く同じだが、マットレスに取っ手がついており収納バッグが付属しない。取っ手の都合上少しだけ重くなっているとのことだ。色はグレーではなくベージュだ。
正直、結構重たいので取っ手が注いている方が押し入れへの収納が便利な気がしなくもないので、フトンシンプルプレミアムで良かろうというのが現時点での見解なのだが、購入した後に更に調査を進めた末に判ったことなので仕方がない。
我が家には 2 セットのフトンシンプルが揃ってしまっっているが、経年劣化で買い替えるときに考慮したい。まぁ今回は同じものを買っておけばハズレはないという保険料と思っておこう。
注文から 2 日後には商品が届いた。Amazon の配送、最近また早くなったような気がしている。
収納バッグはこんな感じだ。引っ越しでもするときには必要になるかもしれないが、正直言って押し入れに入れるときにいちいち仕舞うわけでもないので無くても何も困らない。
なお自分が調べるときにも役立ったので、型番の写真も掲載をしておく。硬さは 189 ニュートンと書かれていて、他のマットレスよりも高い数値(硬め)なのだが、実際に寝てみるとテンピュールのほうが柔らかく感じる人が多いはずだ。
2 セットもあるとフトンシンプルがあると結構場所を取るのが正直なところだ。約 7Kg と重たいのでマットレスの出し入れは僕のお仕事の一つとなっている。
4年前に買ったものと新品を比較
4 年前に買ったものと新品を寝比べてみると、新品のほうが若干柔らかい感じがしたので、中の素材を確認してみることにした。
新品はこんな感じ。当たり前だけど綺麗だ。上の 3cm がテンピュール素材で下の 3cm が高耐久ベースの高反発ウレタンだ。なお 189 ニュートンの数値は、こちらの硬いウレタンの方の数値らしい。
クッション性も確かめてみた。うまく伝わるだろうか...?
4 年前に買った方はこんな感じ。マットレスのカバーを外したのは二回目(いつも他にカバーをかけているので、元カバーは過去 1 回しか洗濯していない)だが、たまに天日干しするので中のウレタンは結構変色していた。もはやどちらが高反発ウレタンなのかは触ってみないと判別ができない。
クッション性も確かめてみたが、新品とさほど変わらぬ印象を受けた。何より驚きは、裏表を逆にして今まで寝ていたということだ。寝比べてなにか違うと思った原因は、高反発ウレタン側で寝てたからだと判明!
ここ 3 日ほどは新しい方を僕が使わせてもらっているが、また数日古い方に寝てみて違いを感じてみたいと思う。
いやはや、テンピュールの枕は家族全員が数十年愛用してきているけど、マットレスの方も長い付き合いになりそうだ。ネットでそんなに評価が高くないのが謎なんだけど、個人的には一番寝やすいと感じていて満足している。
テンピュールのお試しができる店舗はアウトレットに入っているテンピュール店舗くらいかと思うけど、気になった方はポチる前にぜひ一度試しに行っていただきたい。
最悪合わなければ商品到着後 8 日以内なら返品できる公式サイトからの購入が安心だ。
大事なことなので最後にもう一度書いておくけど、マットレス選びは自分の好みに大きく左右されるので、絶対に試してから買ったほうが良い。
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