食器洗い乾燥機 NP-TA1 が壊れたので後続機種の NP-TA4 に買い替えた
以前「パナソニックの食器洗い乾燥機 NP-TA1 を半年以上使ってみた」という記事を書きましたが、NP-TA1 を購入したのは 2018年4月です。洗濯機や食洗機、エアコンなど、モーターで動く系の白物家電は必ず壊れることを知っているので、迷わず長期保証を付けることにしています。経験上、長期保証期間内に一度は壊れて「保証に入っていてよかった」という思いをしています。
さて、購入してから 6 年強が過ぎた先日のこと、またもやピクリとも動かなくなりました。
メーカー保証はもちろんのこと、5 年の長期保証も切れてしまっているし、分解して修理する能力も持ち合わせていないので、毎日使うものは早々に買い替える以外の選択肢がありません。
初代の TOTO の食洗機は 13 年も頑張って動いてくれたのと比較して、控えめに言ってパナソニックの食洗機、壊れるの早くないですか? 6年の間に 2 度も壊れちゃったよ?と、耐久性の観点でかなりの不満を感じるものの、前回の記事にも書いた通り、キッチン周りが手狭なため省スペース食洗機しか設置することができず、商品選定としてパナソニック NP-TA1 の後継機種以外の選択肢がありません。
個人的にはあまり乗り気ではないのですが、毎日使うものなので急ぎヨドバシへと足を運びました。
在庫処分価格で NP-TA4 を購入
パナソニックの食洗機のページを見ていただくとわかるのですが、ちょうど6月に新機種が発売されました。最新の後継機種は NP-TA5 です。
NP-TA4 を購入しに行ったのは5月末のことなので、新機種の予約開始とともに現行機種が在庫処分価格で販売されていました。こういうタイミングは買い時なので、不幸中の幸いでした。世代が 1 つ違うくらいでは、微々たる機能差なので旧機種をお安く手に入れるほうが圧倒的にコスパが良いのです。
改めて他の機種も目視で確認しましたが、やはり見た目的には NP-TA4 が良さそうです。
分岐水栓の取り付けが不要なタンク式 NP-TSP1 はデザイン的に受け入れるのが無理そうです。筐体の下半分は給水タンクなので、筐体が NP-TA シリーズよりも大きめ(550 × 341 × 720 と高さが 6cm ほど高い)なのに容量(食器点数)は 24 点と少なめです。
上位モデルの NP-TH4 と NP-TZ300 は機能面ではすべての点において中堅クラスの NP-TA シリーズを上回りますが、以前の記事にも書いたようにシンプルなデザイン性が損なわれています。具体的には筐体上部のすりガラスがよろしくない。洗っているところをあえて見せる必要性は皆無だと思います。ホワイトはまだしも、シルバー色はなぜか筐体下部がダークグレーの二色構成になっていて、さらにダサさが増します。
幸いなことに在庫処分価格はネットの最安値とほぼ同額なので、お高いものを買うときの値引き交渉も不要。商品選びに時間をかけることもなく NP-TA4 を購入し、最短の工事日を指定。1 時間かからない間に用事が済みました。
いざ工事日。残念ながら出社していて立ち会えず、新旧の写真を撮影することができませんでした。
奥さんから聞くに、こんな狭いところに設置するのは初めてだっ!と作業員の方がえらく苦労していたそうですが、遅延することなく無事工事は完了。会社から帰宅すると NP-TA1 は引き取られ NP-TA4 へと生まれ変わっていました。
ちなみに NP-TA1 と NP-TA4 の見た目の違いは、ほぼ全く同じです。よく見るとオレンジのボタンが白に変わっていて、よりシンプルなデザインになったのは good です。
NP-TA4 の筐体内部は見た感じ NP-TA1 とほぼ全く同じに見えます。もっと言えば、内部も間違い探しレベルの差です。カゴの前面に何かよくわからないオプションが付いているなー程度の差しか感じません。
NP-TA1, 2, 3, 4 の違いを調べてみた
あまりに似ているので、NP-TA1, 2, 3, 4 の違いを公式サイト仕様から差分を拾ってみました。個人的には、ぶっちゃけ微々たる機能差だと思います。洗浄性能の差は家事をやっている奥さんに聞く必要がありますが、騒音の観点では TA1 と TA4 に差を感じることはありません。
NP-TA1 の紹介ページ | ここを基本スペックとする |
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NP-TA2 の紹介ページ | ちょこっとホルダーが追加、酵素活性化洗浄が追加、コース名改定 |
NP-TA3 の紹介ページ | リバーシブルエリアが追加 |
NP-TA4 の紹介ページ | ボトルホルダーが追加、ストリーム除菌洗浄が全コースに適用 |
ちょこっとホルダーの機能紹介
入れるものの形に応じて、2通りの使い方ができます。ぶっちゃけ活躍するケースは限定され、あまり使いそうにないです。
リバーシブルエリアの機能紹介
右上カゴを反転させると、フルフラット仕様になります。鍋などの調理器具も入れやすくなりますが、こちらもいちいち反転するのは面倒なため、使うケースは限定されそうです。
ボトルホルダーの機能紹介
食洗機対応マイボトルやタンブラー、ロンググラスもボトルホルダーにセットすることで、長筒形状で洗いにくいものも、奥底までキレイに洗えます。この機能は重宝しそうです。
食洗機の購入まとめ
- この手の白物家電は数年に1度の頻度で故障経験があるため、長期保証には入るべき
- 新機種と旧機種の基本機能に大差がないので、旧機種を割引価格で手に入れるのがお得
- 基本的に最高スペック購入派だが、必ずしも最適なチョイスではない場合もある
- 故障対応を考慮し、ネット通販ではなく最寄りの家電量販店で購入するほうがベター
なぜだか、同時にいろいろなものが壊れて、物入り時期です。お金が羽をはやして飛んでいきます...
おしまい
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