高級カナルイヤフォン ETYMOTIC RESEARCH hf5 を購入した
以前に ETYMOTIC RESEARCH ER6i を購入したのですが、初代 iPod nano が壊れてからというものの使用頻度が激減。もっぱら DS でゲームをプレーする際に使っていたのですが、ケーブルが若干断線気味で、ポジションによっては右が良く聞こえない症状に嫌気がさし、ここ2年ほど ER6i を使っていませんでした。
最近久々に使ってみようかと思ったら、ものすっごい黄ばんでてげんなり感満点です・・・┐(゚〜゚)┌
せっかく iPhone4 を購入したんだから iPod としての機能も使わなきゃ損だよねっ!ってことでカナル型イヤフォンをまたまた物色し始めました。いろいろ比較検討した結果、ETYMOTIC RESEARCH の音の作り方が好きなので ER6i を買い直そうかとサウンドハウスを除いてみると、以前の半額近くの 6,980 円(税込) にまで価格が下落しててビックリ。さらに以前は高くて手が出なかった ER-4 シリーズも 18,800 円(税込) にまで価格下落していてビックリ。
ER-4 に手が伸びそうになりましたが、ER-4 を継承しつつ今風のデザインで生まれ変わった新商品の hf5 シリーズを購入することにしました。価格も 13,800 円(税込)とお手頃価格とまではいきませんが、手が出る価格です。
先日届いて2日ほど音慣らし(エージング)をしました。クラシックからアニソンまでいろいろ慣らしました。
いざ聞いてみました。ER-4 シリーズを持っていないので ER-4 シリーズとの比較はできないのですが、ER6i および audio-technica ATH-AD2000 との比較を書いておきます。あくまで僕の印象ですけど。
・ER6i とは比較にならないほどの明瞭感が第一印象。どれをとっても ER6i を上回る。
・ER6i では誰もが不満と感じる低音についても、hf5 ではボリュームがある低音を感じさせてくれます。
・ER6i 以上に遮音性に優れる
・解像度・分解能が非常に高く、ピュアオーディオでの再生と iPhone で再生での音の違いが手に取るようにわかる。
・原音忠実性はかなり良いと感じるが音場感は広からず狭からずといった感じ。
・音の厚みはやや薄いと感じるため、柔らかい音より引き締まった音が得意。力強い音も苦手部類か。
・ATH-AD2000 と比較して明瞭感は二枚ほど上手な印象
・ATH-AD2000 と比較して音の情報量は随分と少ない感じ。聞いていて楽しいのは ATH-AD2000 と感じる。
・タッチノイズは ER6i ほどひどくはないが悪い部分も継承している感じ。自転車に乗っていると気になります。
・ER6i より多少太くなったケーブル。触った感触では随分と丈夫になった感じ(硬くなった)です。
音の情報量という観点では ATH-AD2000 > hf5 >>> Er6i です。
ただし音の明瞭感という観点では hf5 >> Er6i > ATH-AD2000 と言ったところでしょうか。
この値段でこの音質なら相当にコストパフォーマンスが良いと感じさせてくれる音です。
買って良かった!と断言できる一品です。
なおインピーダンスを見ても、ポータブル再生用にチューニングされていることがおわかりいただけると思うのですが、ポータブル用にしては勿体ないスペックとも思えます。自宅のピュアオーディオに繋いで繊細に聞きたい用途でも十分に性能を発揮してくれるかと思います。
hf5 | ER-4S | ER-4B | ER-4P | ER6i | ER6 | |
インピーダンス | 16Ω | 100Ω | 100Ω | 27Ω | 16Ω | 48Ω |
感度 | 105dB | 90dB | 90dB | 102dB | 108dB | 97dB |
最大出力音圧 | 120dB SPL | 122dB | 122dB | 122dB | 120dB | 120dB |
再生周波数帯域 | 20Hz〜15kHz | 20Hz〜16kHz | 20Hz〜16kHz | 20Hz〜16kHz | 20〜16kHz | 20〜16kHz |
僕はデフォルトで付いている三段キノコ(スモール)でピッタリ耳にはまったので、他のイヤーチップは試していないのですが、ネットの感想から推察するに、チップの違いで随分と低音に差が出るようです。
その辺は追々楽しむことにします。
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初Etymotic Research
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