母親の PC が壊れたので VAIO を購入したが、Windows10 へのアップグレードに失敗した件

周りでは一番詳しいので致し方ないですが、実家に帰省する度にパソコンのメンテナンスをしてます。母親のために7 年前に購入した DELL Inspire 1525 の調子が激しく悪いというので見てみたところ、1アクションする度に 10 秒以上待ち時間があるという酷さ。ふと本体を見ると HDD のアクセスランプが猛烈な勢いで光ってることに気が付きました。

完全に Disk IO 待ちの状態です。リソースを確認してみたところ Celeron 1 コアな貧弱環境のため CPU も 100% で張り付いている状態でした。

まずはじめに疑ったのはウィルス感染。最新の定義ファイルで検査を行ったところウィルス感染はありませんでした。続いてディスク最適化を実施。最悪な状態でのディスク最適化なので一向に終わる気配がなく丸1日放っておいたところ、元の速度で使えるまでに回復しました。

が、それは結果論であり、7年前のパソコンだから買い替えだねという提案をして、ディスク最適化開始直後に名古屋駅前のビックカメラに出向いて中古の掘り出し物を探しに行きました。

いくつか良さそうな物品が見つかったので電話で希望を聞いたところ、画面が大きくて文字が大きく見やすいのが良いとのご希望をいただきました。多少値が張るけど末永く使えそうな PC として CPU は Core i5 以上、メモリは 8GB 以上、SSD 128 GB 以上、ディスプレイは 15 インチに最も近いのが、VAIO SVE14A3AJ でした。お盆特化で表示価格から 1 万円引きのセールだったので、予算オーバーでしたが良い買い物ができました。

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VAIO SVE14A3AJ が特価だった理由

特価だった理由はいくつかあります。ひとつは画面の色ムラ。通常の画面を目視するレベルでは気が付きにくいのですが、寒色系で暗めの色をディスプレイを写真撮影してみると上部の隅の光量が明らかに低いのがわかりました。

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次にバッテリー部分のゴムが欠損していること。これは PC の裏なので全く問題になりません。
次に箱が欠損していること。箱は売るときに根が高くなるので欲しかったところです。
最後にマニュアル類の欠損があること。マニュアル類の欠損は ATOK のシリアル番号の欠損にもつながったため、ちょっと痛かったですが、まぁ Google 日本語入力を使うので問題ありませんでした。

まぁ特価になるには理由があるってことです。

一方で本体の状態は中古とは思えない状態の良さで、キーボードやタッチパッドのテカリや擦れもなく未使用状態?と思うほどの状態の良さでした。

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本体にも目立った傷どころかこすれ傷やテカリもなく外観の見た目としてはほぼ満点だったと思います。

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VAIO SVE14A3AJ のスペックは親族内で最速

それでも 8 万円で以下のスペックは結構お買い得だったと思ってます。親族で持ってる PC の中では何気に最速です。僕が持ってる MacBook Pro Retina よりもスペックは上です。実際に触ってみるとチョッ速で Windows 8.1 が動作します。
スペック的には母親にはオーバースペック気味でもあるため、速度には非常に満足していただけました。

モデル SVE14A3AJ
OS Windows 8 64bit
プロセッサー Core i7-3632Q
2.20 GHz (ターボ時は最大3.20 GHz)
メインメモリー PC3-12800 16 GB
グラフィック インテル HD 4000
TFTカラー液晶 14 型ワイド 1600 x 900
LEDバックライト、グレア
液晶タッチパネル 静電式タッチパネル
ストレージ SSD 約256 GB (Serial ATA 6 Gb/s)
光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)
無線LAN IEEE 802.11b/g/n準拠
カードスロット メモリースティック PRO-HG、SDHC、SDXC
質量 約2.2 - 2.6 kg (バッテリー込み)

Windows 10 へのアップグレードは必ず失敗する

もう少し調べてからアップデートを行えばよかったのですが、VAIO は現段階で Windows10 対応した旧機種はなく不具合が出ることが多いとのことです。
それを知らず丸々 24 時間の作業時間を無駄にすることとなりました。

まずは Windows8 を何度も何度も繰り返しアップデートすることで Windows8.1 までアップグレードしました。アップグレードにはえらい苦労しました。まさかのストア経由って絶対気が付きませんよ。設計した人はアホじゃないでしょうか。まぁだからこそ Windows10 へのアップグレードは通常の Windows Update 経由になったのだと思いました。

そこから再び何度も何度も繰り返しアップデートすることで、やっとの思いで Windows10 のアップグレードまでたどり着きます。ここまでそんなに時間を要さないだろうと思い有線 LAN で接続せず WiFi (11n) で頑張っていたのですが、結局 Windows10 に辿り着くまでに 24 時間ほどを要しました。

そして最後に Windows10 のアップデートを行った直後にアップデートに失敗しました。まぁ再起動すれば OK だろうと思ってたら、どうにもアップデート失敗⇒クラッシュ⇒復元⇒復元失敗⇒クラッシュの無限ループにハマってしまいました。これが今話題の Windows10 無限ループってやつですかっ!!

先人たちの知恵(人柱となった人々のノウハウ)を参考にトラブルシューティング画面との戦いの始まりです。

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復元ポイントからアップデート直前に戻すことも失敗。まさかまさかの Windows8.1 へ戻すことも失敗。ほんとちゃんと MicroSoft さんテストしろよと言いたい。この品質で出荷するってアホじゃなかろうか。

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お陰様で PC のリカバリ領域から再び初期状態の Windows 8 へ戻ってすべてのアップデート作業と古い PC からのデータ転送のやり直しです。

大変ありがとうございます。殺意が湧きました。

お次は面倒臭がらずに古い引き出しから LAN ケーブルを引っ張りだして有線経由でインターネット接続とデータ転送を行いました。お陰様で 6 時間ほどで Windows8.1 までのアップグレードとデータ転送作業を完了させることができました。

Windows 転送ツールも Vista ⇒ 8.1 ですとバージョンが違い過ぎで Vista デフォルトの転送ツールでは伝送できず、USB メモリに 8.1 の転送ツールをインストールして、USB メモリ経由で Vista 側の転送ツールは起動しないと転送できない罠にハマるなど、いろいろ気が付かないことが多くて面倒でした。

2回目は人間側も最適化されてますので、Windows アップデートで自動的に再起動されないことを知り、転送ツールを同時に実行させて時間短縮を図りました。

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とまぁ VAIO を Windows10 へアップグレードするのは現時点では辞めたほうが良い。という人柱報告でした。あれこれ四苦八苦してる間に古い PC のディスク最適化も終わって使える状態に復旧されました。

今回は大変大変疲れました。おしまい。

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