突然ですがヤマハのフルート YFL-312 を購入しました

理由については深くは語りませんが、年末にヤマハのフルート YFL-312 を購入しました。お高い買い物でしたが先行投資です。

我が家には自宅で眠っていたトランペットがありますが、娘が金管バンドをやっていたこともあり一時期トランペットをやろうかと頑張ってみたものの、まともに音を出すこともできず断念。マーチングバンド大会で聴くルパン三世とか超格好良くてあこがれたんですけどねー。向き不向きがあるみたいでして。

そんなわけで今回はフルート。金管楽器じゃなく木管楽器です。金管楽器とは全然音の出し方が違くて、これまた全くまともに音が出てくれませんが、その話は別の機会にでも。今回はフルート購入にかかわる話をまとめてみました。

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下倉楽器大宮店で購入

消耗品に類する商品はほぼネットというか Amazon で買いますが、メンテナンスやアフターケアサービスが重要なものはリアル店舗で買うことに決めています。楽器も買ったら終りじゃないのでリアル店舗で買います。

そんなわけで今回フルートを購入したのは下倉楽器大宮店。大宮近辺で大きめの楽器店といえば、下倉楽器、島村楽器、山野楽器の 3 つ。木管楽器の品揃えの良さから言えば、島村楽器、下倉楽器の二択でしょう。どちらで買っても楽器のメンテナンスはばっちりやっていただけそうなので、あとは考えていた予算内で買えることが重要(値段の勝負)。

まずはじめに下倉楽器を先に訪れ、交渉の末で予算内の価格提示があったため購入に至りました。そう言えば書いてて思い出したけど、その昔エレキギターを買ったのは島村楽器でした。メンテナンスするまでもなく押し入れの肥やしになってます。

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管の材質により音色と値段が変わる

楽器店の店員さんの話によれば、一般的にフルート管の材質としては白銅、銀、金などが使われ、材質と厚さで音の響きや音色が変わるそうです。価格的には装飾品同様に 白銅 < 銀 < 金 と高くなっていきますが、楽器は高ければ良いというわけでもなく個人との相性もあるので楽器選びは難しいとのことです。

ちなみに本気で取組むならオススメなのはやはり YAMAHA のスタンダードシリーズのフルートだとのこと。更に上を目指すなら YAMAHA プロフェッショナルシリーズや Muramatsu、Pearl Musical 等々があるらしいが、まぁ YAMAHA の 200, 300 シリーズが妥当なところだと思う。YAMAHA スタンダードで言えばランクによって以下のように銀製のパーツが増えていきます。

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材質による音の響きの違いは、一般的には下記のように言われています。

白銅製のフルート

銅、亜鉛、ニッケルの合金で耐久性がある。響きやすい特性を持ち、吹奏感が軽く、レスポンスが早く明るい音色が特長。

銀製のフルート

熱・音・電気が最も良く伝わる素材だが変色しやすい。最もフルートらしいといわれ、明るく柔らかな音色を持ち、音色の変化をつけやすいのが特徴。

金製のフルート

言わずと知れた貴金属。高価なものになるほど金含有率が高くなる。密度とパワーを感じさせる音色を持ち、音の立ち上がりはシャープ。ピアニッシモもフォルテもしっかりと響きフルートの頂点。

YAMAHA スタンダードシリーズを吹き比べしてみる

下倉楽器に限らず大きめの楽器店では中古も扱ってる店舗も多いです。大宮店にも数多くの中古フルートが販売されていて、概ね新品の半額と言った価格帯でした。それでもめっちゃ高い。最低ランクの 200 シリーズでも 5 万円もします。

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予算ってものがありますので、商品選びでは何を重要視するかがキモとなります。中古でワンランク上の商品を購入する考え方、高いけどランクを落としてでも新品を買う考え方、相性を最重要視する考え方、いろいろ考え方はあります。ちなみに店員さんのアドバイスによれば、中古品は新品と比較してパーツが劣化しているため、メンテナンスコストはかかることを念頭に置いておくべきだとのことでした。

とくに初心者の時点では高けりゃ良いってもんでもないので、今回は予算を大前提とした相性の良さを最重要視して決めることにしました。そこでフルートの型番を隠した状態にして試奏室で吹き比べをさせてもらうことにしました。吹き比べした型番は、YFL-212(新品)、 YFL-312(新品)、YFL-311(中古)、YFL-411(中古)です。ぱっと見では区別はつきません。

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試奏が許された時間ギリギリまで吹き比べさせてもらいました。第三者が聴いてる分には正直違いがわかりづらいのですが、演奏者目線では吹き心地は随分と違うもんです。結果 YFL-312 が最も吹きやすかったという結論でした。411 よりもランク的には落ちるはずなのですが、312 の方が吹きやすい印象です。もしかするとモデルナンバーがひとつ新しくなっていることもあり、前モデルからの改良点がうまくはまったのかもしれません。

ちなみに音色ってどの程度違うのって気になりますよね。一応試奏の様子を録画もしたのですが、素人の試奏じゃわかりづらかろうと思い YouTube を調べてみたところ、目的の吹き比べ動画が見つかりました。流石にランクの高い YFL-617 は音色が豊かですね。

YAMAHA YFL-312 を購入

ここまでものすごく時間がかかりましたが、試奏も終え、欲しいフルートの型番も決まりました。後は価格のみが問題で若干予算オーバーだったのですが、店員さんが頑張ってくださって納得した価格も提示いただけたので、新品の YAMAHA YFL-312 購入とあいなりました。

我が家に持ち帰ったフルート。頭部管に刻まれた YFL-312 が美しい。

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朝日を浴びて輝くフルート。これも美しい。ですがフルートは鑑賞するものではなく演奏するもの。演奏者が上達しなければ話になりません。まぁそれはこうご期待ってことで。

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以上、フルートを買いましたよって話でした。

楽器は絶対に店舗で買うべきですが、まぁお安い初心者セットを使い捨てで買ってみても良いかも?と思った方は、サクラ楽器の入門者セットなんかがお得かと思います。

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