埼玉県北葛飾の杉戸天然温泉雅楽の湯に行ってみた

3 年ぶりの行動規制のないゴールデンウィーク、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

前半は天気が悪かったこともありノープランだったが、急遽佐野アウトレットへ行くこととなった。度々お話しているように買い物が全く好きではないので、アッシーくんとして現地に家族を送り届け、車中でひたすら昼寝してただけという過ごし方であった。

今日から後半戦。天気に恵まれるとのことなので、ちょいと足を伸ばしてお出かけしようとは思っていたが相変わらずのノープランで休みに突入。とりあえず行ったことのない温泉にでも行くかと、Google マップでアルカリ性泉質で自宅から 2 時間以内で行けそうな日帰り温泉をひたすら検索。なかなか情報を得るのが大変で、純粋に泉質で検索できる温泉検索サイトが欲しいと思った。こりゃ需要がありそうだ。

絶対に大渋滞が予想されるので、電車で行けるという制限をつけて 3 時間ほど調査した結果、疲れて行く気力を失った。

まぁ高速道路は大渋滞だろうから、車で 1 時間以内で行けるところに行くかと出し調査した結果、全然アルカリ性泉質でもない埼玉県北葛飾の杉戸天然温泉雅楽の湯に行ってみることにした。選んだ理由は Google マップでの評価が 4.3 と近辺で突出して高かったからだ。

というわけで今日行ってみた。予想通り高速道路は朝も早くから超渋滞していたので、下道で行くこと 50 分。さほど混むことなく雅楽の湯に到着。開店 10 分前だというのに長蛇の列ができてて期待マックスであった。

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高評価の理由が判明

開店前、列に並んでいるときに耳にした席予約できるんだっけ?という言葉。何のことか理解できなかったが昼飯を食べようと店内のレストランに足を運んだときに理解した。

ビュッフェレストラン irodori(いろどり)が超絶人気のようだ。めちゃくそ並んでた。というか 18 組待ちで、とても入れる感じじゃなかったので館内で昼飯を食うこと自体断念。これの予約を取れないか?という話をしてたんだな、間違いない。

四季の旬の食材を使った春・夏・秋・冬のフェア展開(年4回)を中心に、和洋中、バランスのとれたお料理を是非、お楽しみ下さいませ。メニューは、国産十割そば、ざるうどん、唐揚げ、野菜の天ぷら、各サラダ、チキンカレー、ソフトクリーム、プリン、ソフトドリンク(料金込み)など。
※季節やお野菜の仕入れ状況によりメニューは変わりますのでご了承ください。

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デザートも女子が喜びそうな品揃え。この日は名物のかぼちゃプリンが品切れと書かれていた。国産十割そばも食べ放題らしいので 1,780 円はという少々お高いお値段だが、併設されたお食事処 Miyabi(みやび)では、ざるそば 730円のようなのでコスパは良さそうだ。次来た時にはビュッフェを楽しんでみたい。

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ちなみに、改めて google マップのレビューを見直してみたら、ビュッフェについての称賛の声が非常に多かった。★4.3 の理由は温泉の雰囲気の良さ、泉質の良さ、豊富な風呂数に加えてビュッフェの存在がでかそうだ。

塩分・鉄分・硫黄成分を含む濃厚な泉質

いつもの通り源泉表を書いてみた。入浴して湯を軽く舐めた瞬間に理解、かすかに香る硫黄臭、温泉の色、塩味、これはよく行く上尾の花咲の湯と非常によく似た湯だ。花咲の湯を濃くした感じというのがピッタリの表現。

泉質ナトリウム - 塩化物強塩温泉(高張性高温泉)
湧出形態堀削動力揚湯
泉温出量45度 250リットル/毎分
pH7.2(中性)
成分統計17.63g/1リットル
効能神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消火器病、痔疾、冷え性、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病

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岩盤浴はロウリュウがなく残念

結論から言えば、岩盤浴は至って普通のランク。ここはロウリュウがないのでロウリュウ期待している人は岩盤浴はパスしても良さそう。とはいえ久々の岩盤浴ということもあり、思わず 2 時間も岩盤浴を楽しんでしまった。

冷房空間のお休み処

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床暖房スペースの「優(ゆう)」
ここは一瞬寝てみたけど、床暖房程度の温度なので体を休めるのが目的の場所。

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岩盤処「咲(さき)」約47℃
温度が低いので高温が苦手な奥さんはこちらの部屋メインで使ってた。個人的には床がタイルは固くて好きじゃないので 5 分程度で退散。

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岩盤処「華(はな)」約70℃
ここのように高温の小石タイプの岩盤浴が好み。30 分 x 3 回のルーチンを組んだ。後で知ったのだが 15 分セットが良いようだ。おかげで後に 3 時間ほど脱水症状からくる頭痛に悩ませることとなった。完全に入りすぎ&水分摂らなさすぎなのが原因。

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お休みテラス
こちらの写真は別の場所のテラスなのだが、こんな感じのテラスで熱した体を冷す。先日行った熊谷の花湯スパリゾートのテラスを上回る癒やし度があると思う。

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庭園のような雰囲気の露天風呂

雅楽の湯のお風呂は全部で 9 種類もあり実に豊富。風呂の種類によって源泉かけ流しと、循環(サイトにはそう書かれていないが塩素臭から判断)にわかれる。

源泉かけ流し内湯生源泉湯、源泉あつ湯、つぼ風呂
循環岩風呂、寝湯、シルク湯(乳白色の湯)、アトラクション風呂、水風呂、高濃度炭酸温泉(浮雲)

露天風呂は木々が生い茂る整備された庭園内に風呂がある感じであり大変雰囲気が良い。今まで行ったスーパ銭湯の中で木々に囲まれた感 No1 大変癒やされる。雰囲気は花湯スパリゾートを上回る。

こちら源泉かけ流しのあつ湯。約45℃と雅楽の湯では一番熱いお風呂。百観音温泉の47℃に食わべたら全然我慢せずとも入ることができる温度。なお、源泉かけ流しは基本この茶褐色なので、源泉か循環かは見た目ですぐわかる。

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壺風呂は男性側では 3 つありそれぞれ若干温度が違うようだ。温度が低め設定なので長風呂する人も多く、なかなか場所が空かないのは仕方がなかろう。注がれる湯を舐めて、やっぱ花咲の湯にそっくりだなーと思ったのは、この壺風呂でのことだ。ちなみに鉄分が空気に触れることで本来透明な源泉が茶褐色に変化するようだ。

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一番長湯してたのが内湯の源泉湯。雰囲気では露天のほうが圧倒的に上なのだが、あつ湯は長湯できないので、ここで何も考えず緑を眺めながら、まったりした時間を楽しんだ。

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その他の湯は、やはり塩素臭が若干気になる。源泉かけ流しがある故に敢えて循環湯に入る理由も見当たらないが、一応全部入っておこうという思いそれぞれ 3 分程度ずつ浸かっておいた。何度も言うが、風呂の入り方は自由なので炭酸泉が好きな人は高濃度炭酸温泉やシルクの湯も楽しめるかと思う。

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岩盤浴を楽しんだ後ということもあり、奥さんと風呂は 1 時間後で待ち合わせと決めたので若干慌ただしく、サウナや水風呂は短い時間しか楽しむことができなかった。なお、水風呂の水温は 15 ℃と低め設定。最後に火照った体をガツンと冷やすには都合が良い温度ではあった。

清河寺温泉の姉妹店らしい

いやーここ清河寺温泉の雰囲気に似てるよねーと奥さんに話してたんですよ。そしたらまさかの姉妹店だった。

ブログを執筆するために公式サイトを見てたら、さいたま清河寺温泉の姉妹店って書かれてて、僕の感も捨てたもんじゃないな、と一人でうなずいてしまった。テラスから眺める中庭の雰囲気とか、緑の使い方が入る前から清河寺温泉に通ずるものがあるなーと思ってたんです。いや、嘘じゃないってばw

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さて、少々遠いスパ銭ではあるが、俺的ランキングを変更せざるを得ないであろうクオリティーの高さであった。岩盤浴は考慮せず純粋な温泉のみで評価。埼玉県内に限定した俺的スパ銭ランキングは現在のところ以下の通り。

1位花湯スパリゾート雰囲気は第2位、泉質が好み、結構遠い
2位雅楽の湯雰囲気は堂々の第1位、泉質は好みでない、結構遠い
3位百観音温泉47℃の熱湯、温泉成分の濃さ、泉質が好み、結構遠い
4位清河寺温泉雰囲気は第3位、泉質は並評価、少々遠い
5位小春日和歩いていける、安い、泉質は並評価
6位スパハーブス岩盤浴・ロウリュウが良い、温泉は塩素臭い

露天風呂の雰囲気は花湯スパリゾートを抜いて過去最高なのだが、正直泉質はさほど好みではない。花咲の湯に似てるのなら、すぐに通える花咲の湯でよくね?となるのが正直なところ。泉質の良さで百観音をとるか、雰囲気の良さで雅楽の湯をとるか悩ましいランキング。泉質と雰囲気を足して 2 で割った花湯スパリゾートが継続の第1位というところかな。

おしまい。

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