黒ラベルの一大拠点、サッポロビールの千葉工場見学に行ってきたぞ!

ビール工場見学ネタです。

関東で残るビール工場見学地はサッポロ千葉工場。いつ見ても全然予約に空きがないので、面倒くさくなって奥さんに予約をお願いしました。お願いしてから数日後、まさかの運良く予約が取れたとのことで平日に有給休暇をとって行ってきました!

何気に自宅から千葉方面に行くのは乗り換えも多くめっちゃ遠く感じるのですが、春日部乗り換え、新越谷乗り換えと何度も乗り換えながら新習志野駅まで移動。今まで何度もバスでミスってるので今回は 30 分以上前にバス乗車口に到着するように移動しました。

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工場見学の前にそばを喰らう

今までの経験で学んだ、懸濁前に腹を満たして空きっ腹にビールにならないようにします。駅前に蕎麦屋があることを事前に確認しておいたので、かけそばを一杯喰らいます。

結論、これが非常に効果覿面でして、頭痛は襲ってこないし、工場見学後にダメ人間にもならずごご飯日が無駄にならず予想以上に事前に腹を満たしておくことは正解でした。

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サッポロビール工場到着

Google map では歩ける距離かなーと思ってたんですけど、経路計測してみたら思いのほか駅から 25 分もかかる距離でした。バスだと 10 分で到着。バスに自分ら以外 1 人しか乗車しておらず、ひょっとしてめっちゃ人数少ない?と思ってたところ、キャンセルが出たとのことで、まさかの参加者 5 人という超少人数でのツアーでした。

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この日はなぜだか午前 1 回だけしか見学が開催されていない模様。結論を言っておくと今回もラインのメンテナンス日でした。いやー運なさすぎでしょ!

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受付で予約と名前の確認を終え、アルコールが飲める人には赤いシールが配られます。感染対策含め、かなりしっかりとしてる方だと思います。

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サッポロビールといえば黒ラベルの CM が印象深いわけですが、この千葉工場は黒ラベルの一大拠点でもあり、工場見学も黒ラベルツアーという名前だけあって黒ラベル一色の見学内容になっています。

ちなみに個人的に一番好きなのは北海道限定のサッポロクラシック。たまに関東のスーパーでも売ってる時があるので、そのときにはすかさず何本かストックしたりします。なお昔はサッポロのもう一つのブランドでもあるエビスが好きだったんですけど最近はめっきり飲まなくなりましたね。

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立ちっぱなしが多い工場見学

まず初めに辛いなと思ったことを書いておきます。
他の工場見学と比較すると座る機会が殆どなく、立ちっぱなしが結構辛くなってきます。もうちょい座る機会を設けたツアー設計してもらえると嬉しいなと思います。

館内の印象は基本白基調か黒基調です。よく考えると黒ラベルも白に黒のデザインですね。

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初期の生ビールとして有名だったという北海道開拓使・官営札幌麦酒醸造所(のちに民間に払い下げられてサッポロビールとなった)が1876年に発売した冷製札幌ビールのレプリカ。

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サッポロビールは国内大手ビール 4 社の中では、唯一協働契約栽培による麦芽とホップの調達システムを導入しているとのこと。黒ラベルの原材料として使われている麦は「旨さ長持ち麦芽」を採用しており、かなりこだわった麦だということです。開発秘話はウェブコンテンツで読むことができます

コロナ前は麦芽とホップの香りを楽しむイベントが用意されていたとのことですが、現在は見るだけになっています。

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ツアーは先に進み、発酵熟成タンクの見学へ。タンクは 97 機あるそうです。

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お次は仕込釜・濾過槽の見学。他の工場見学では上から見下ろす形だったのですが、ここは水平目線での見学です。

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色々工場見学を巡ってきましたが、壁にはられている説明は一番直感的にわかりやすいコンテンツになっていると思いました。

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なんだろ、文字の少なさと実写の上に重ねて説明図があるから理解しやすかったのかな?

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こちら熟成タンク実寸大の部屋。500ml 缶120 万本分だそうだ。

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こちら、ツアー内で唯一黄色で彩られた映スポット。ビールの色をイメージしてるそうだ。

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説明員のお姉さん、瓶ビールが好きだそうだ。中身は同じでも缶と瓶では味が変わるそうだ。ビールはとても繊細な飲み物だとのこと。

なお瓶ビールの瓶は各社共通で再利用しているそうだ。知らなかった。

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此処から先は工場のラインになるのですが、サッポロビール工場では残念ながらラインの撮影は NG だとのことです。なお前述したように、運悪くこの日もメンテナンス日でラインは完全に停止してました。ちなみに黒ラベルのラインは 1 分間に 1500 本の製造能力だとのこと。他のメーカーより若干低い数値ですね。

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一通り工場見学が終わり、試飲会場に向かいます。千葉工場はとても開放感がある感じで好きです。やっぱある程度都会から離れたところにあったほうが景観は良い傾向にありますよね。

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注ぎこぼしが旨さの秘訣

お待ちかねのビールの試飲タイム。開放感のある会場ですね。外も晴れてて雰囲気も抜群によかったです。参加者が少ないのでザワザワしてないのもよかったですね。

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黒ラベルの注ぎ方は店によって「一度注ぎ」と「注ぎこぼし」の 2 つがあるそうだ。この試飲会場では「注ぎこぼし」の生ビールが提供されます。その名の通り、ドバドバと泡が溢れる注ぎ方で小市民な僕には非常にもったいなく感じます。泡もったいなっ!と言うと笑顔で返されましたw

ビールサーバの注ぎ口の横から泡が出てくるのかーってのが斬新でした。サッポロだけじゃないですかね、この横から泡が出てくるシステムは。

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最初の泡は雑味があるので捨てるとのこと。非常にクリーミーな泡で満たされております。この注ぎ方で注いだビールはすぐに飲んで泡を楽しんで欲しいとのことです。うーん、たしかに旨い!

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おつまみにもでました。やっぱ有料見学だとおつまみもでるんですね。

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お土産のグラス。工場見学限定の非売品らしいですが、どちらかといえば飲んでるグラスの形のほうが好みです。

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ご家庭で美味しく缶ビールを飲むための「三度注ぎ」の実演。こんなに高くまであげないけど、僕の普段飲みも三度注ぎ。缶ビール直接よりもまろやかになるしホップの香りも高まるので好きです。

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事前にそばを喰ってるので、頭が痛くなることもなくグビッと二杯目。コロナ対策で飲めない分の分けっこはご遠慮くださいとのことだったので、奥さんの分をもらって三杯目とはいきませんでした。

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おわりに

あっという間に工場見学タイム終了。

まず良かった点。10 名定員のところ 5 名という少人数でのツアーで一番スムーズに見学することができました。他は 20 名定員ですが 10 名程度のほうが絶対良いと思った。

ビールの試飲の感想は、泡は一番旨かったかもしれない。その力強くクリーミーな泡を作り出すために必要なのが、黒ラベルの原材料となる旨さ長持ち麦芽、だそうだ。

が、こと試飲イベントという観点で見ると他と比べると一歩劣る感じがします。アサヒはエクストラコールドを自分で注ぐ体験ができるのが素晴らしく、キリンは 3 つのビールの比較試飲ができるのが良かった。サッポロは黒ビール一択だし体験型イベントもないので、もうひと工夫欲しいところ。

あと 2 つ物申しておくと、前述したように立ちっぱなしが辛かったです。ツアー内容もうひと工夫していただけると僕ら年齢に優し感じになります。あと他社見学のようにラインの撮影はも OK にして欲しいなー。

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改めて 4 大メーカーのビール工場を思い返して比較してみると、アサヒビール工場見学が一番館内が綺麗で格好良くて内容も良かったかな。他の工場見学は比較すると昭和的な古臭い感じが否めません。中でもサッポロは一番こじんまりした感じがありました。一方で工場全体の景観は一番良いかも。海の近くということもあり南国っぽい開放感は個人的には好きですね。

おしまい

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