FMV-BIBLO LOOX U/B50 届いたので徹底レビュー(その4)
FMV-BIBLO LOOX U/B50 届いたので徹底レビューの第四回目です。最後に Vista 軽量化を書くと宣言したにもかかわらず書くモチベーションが急速に低下して放置していたエントリの続きを書きました。(苦笑
と前回書いたとおり、約一ヶ月経った今も引き続き Vista を使っています。その後使い続けて思うことは、若干キーボードが小さくて人差し指二本を使ってキーボードをたたくのでインプットが遅くて仕方がないのが気になる程度です。速度はネットブックという割り切りで慣れました。
さてやっと本題。僕が LOOX U を快適に使うために行った Vista の設定および軽量化についてです。
1. パフォーマンスオプションで描画の負荷をを軽くする
まず劇的に速度改善を体感できたのがシステムのパフォーマンスオプションの設定。LOOX U の最大の弱点はメモリ以上に GPU の非力さにあります。従って Windows 95 がでた当初に行ってきたような描画に関する設定を軽量化しまくる技がよく効きます。たとえば「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」の設定の有無で体感速度は劇的に改善します。
「コントロールパネル」→「システム」→「システムの詳細」→「パフォーマンス」
僕の設定は以下の項目にのみチェックをオンにして他はすべてオフにしています。一応 Vista のインタフェースは気に入っているの Vista らしさを残すような設定でいってます。思い切って視覚スタイルをオフにするのも一つの手だと思います。
2. MZ Vista Force を使ってチューニング
さて、次に MZ Vista Force というツールを使って Vista をチューニングします。Vista チューニングの基本らしいです。このツールの使い方自体は別のサイトを調べて頂として、僕が行った設定は以下の通りです。といいつつ一ヶ月ほど経ってしまって変更点をあまり覚えていないので、今の設定値を画像で貼り付けておきます。
Performance Tweaks の設定値
Windows Tweaks の設定値
Internet Optimizer の設定値 / Windows Media Playerの設定値
MZ StartUp Manager の設定値 / MZ Service Manager > Optimize Services の設定値
これだけ設定して適宜OSの再起動を行います。また自分にとって不要なアプリケーションの削除や必要なアプリケーションの追加をこの時点で行いました。
3. 不要サービスの停止による使用メモリの削減
最後に不要サービスの停止によるメモリの確保に移ります。visa の不要サービス停止に関しては以下の3つのサイトを熟読して自分が不要と思うものから停止していくとよいと思います。
- WindowsVistaチューニング&チューンアップ
- Using Windows: Windows Vista チューニング+高速化 -4
- Windows Vista 不要サービスの停止とウィンドウズ機能の無効化!
まずチューニング前チューニング後の比較から。一番省メモリ状態の時の実行中プロセスは70プロセスから59プロセスまで減っています。メモリとしては約50MB削減に成功しています。
チューニング前はちょっと使っているとあっという間に850MBくらいメモリを消費している状態になってしまいます。これじゃぁ怖くて同時に他のアプリを起動することもできません。不要サービス停止というチューニングで確保できる50MBはエクスプローラーを複数立ち上げていたりするとさらに差が出てくるので省メモリ対策としてなかなか有効です。
さて、僕が最終的に自動開始状態になっているサービスを停止して手動に切り替えたサービスは以下の通りです。取りあえず現状の設定を、これまた画像で。MZ Vista Force 経由で止められているサービスもあります。追加で手動に変更したのは次の通り。
- Apprication Experience
- Desktop Window Manager Session Manager
- Diagnostic Policy Service
- Function Discovery Provider Host
- Google Updater Service
- IKE and AuthIP IPsec Keying Modules
- IP Helper
- IPsec Policy Agent
- Program Compatibility Assistant Service
- ReadyBoost
- Remote Access Connection Manager
- Secure Socket Tunneling Protocol Service
- Shell Hardware Detection
- SiteAdvisor サービス
- SiteAdvisor Service
- Superfetch
- TOSHIBA Bluetooth Service
- UpdateNaviInstallService
- Windows Search
- Windows Time
- Windows Image Acquisition (WIA
- WebClient
手動にしてるので再起動後に勝手に開始状態に成ったりするモノもありますが、あまり深追いしていません。
これでもメモリが足りなくなるような使い方をネットブックでは”しない”。これで快適に UMPC が楽しめています。
おしまい。
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