基本機能を凝縮した無線対応プリンター PX-436A を購入した

4年間使い続けてきた Pixus MP980 ですが、使ってもいないのにカラーインクが徐々に蒸発してインク代がバカにならないわ、ここ最近無線の設定を変更したら、どうやっても無線設定ができなくなってしまい、窓から投げ捨てたくなる衝動に駆られ、このプリンターが視覚に入るのも許せず、怒りに身を任せ MP980 の下取りと新しいプリンターを求めビックカメラへ直行しました。
これで僕が二度と買わないメーカーはバッファローに加えてキャノンが加わりました。

4年前は写真も綺麗に印刷したい欲求が有りましたが、専業のフォトプリントサービスの方が画質も良いし、インク代のことを考えるとそんなに高くもないという結論に達して、カラーは一切印刷しなくなりました。そんなわけで、今回の要件はこんな感じ。

  • とにかくコンパクトであること。今回最重要視するポイント
  • 無線機能を有し、できれば WiFi-Direct でスマホから直接印刷可能であること
  • コピーとスキャンは必須。できれば PDF 出力がほしい
  • 電話が壊れかけてきたので電話機能一体型もいいな
  • 白黒でいいからインクジェットじゃなくレーザーにしようかな

ビックカメラで商品を見た上で選択し購入したのはエプソン・カラリオプリンター PX-436A です。

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プリンター PX-436A を選択した決め手は?

どちらかと言えば消去法です。

本当はレーザーが欲しかったのですが、レーザーになると一気に筐体が大きくなります。横幅は同程度でも高さがインクジェットの2倍以上大きくになっちゃいます。昨日見た中で、スキャナー付きレーザープリンターの最小がエプソンの LP-M120F でしたが、それでも 410×389×318(mm)の大きさです。一方の PX-436A は 390×300×145(mm) です。流石にこの大きさの違いは狭い部屋的に許容できず、レーザーを断念することにしました。

今回は Canon は鼻から選択肢になかったので、HP とブラザーの製品を見てみました。
HP はまぁデザイン的にないです。
ブラザーは要件ひとつでもある電話と一体型のプリンターが特徴の一つでもあるのですが、プリンターが壊れるともれなく電話も使えなくなると説明を受け、そりゃねぇべ。と言うことで選定から外れました。

ということで要件は絞られ、シンプルになりました。

コンパクト(A4 サイズ)で、インクはモノクロか4色で、無線と WiFi-Direct とスキャナーとコピー機能がある

コンパクトで絞ると、必然的にエプソンのカラリオシリーズに絞られます。
http://www.epson.jp/products/colorio/navi/ で必要な機能を条件にし製品を絞ることができます。

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僕が買うべき製品は PX-436A か PX-046A に絞られました。WiFi-Direct 対応は PX-436A の方です。こうして製品選定が終わりました。
そんなわけで、PX-436A を 16,000 円で購入しました。ネット最安値は 14,200 円ほどですが、ポイント 10% なので、まぁ同等価格帯でしょうか。MP980 も 2,600 円で引き取ってもらえたのでお得感満載でした。ソフマップがビックカメラ傘下に入ってから、大宮ビックカメラ内にもソフマップ中古引取所ができて大変便利です。

プリンター PX-436A 開封の儀

最大の特徴は軽くてコンパクトということ。スキャンのガラス部分はちょうど A4 サイズなのですが、筐体はひとまわり大きいくらいです。重さは 4.2Kg です。MP980 が 10.7Kg だったので、もの凄く軽く感じます。
電源プラグは背面に隠れています。説明書を読まないタイプなので、背面のトレーを上に上げて初めてプラグ受けが現れることに3分ほど気が付きませんでした。

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そして4色インク。ほぼ9割方モノクロしか使いませんがい、インクジェットの場合、構造上どうしてもカラー側も消耗していくだとか。本機はブラックだけは大容量タンクのものが売られているので、ブラックは予備に大容量のものも購入しておきました。カラーは使わないので、なくなったら互換インクでいいかなと思ってます。相変わらずプリンター業界はインクで儲ける構造です。本体が安くてもインクがホント高いんですよね。

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そして今回買い換えのきっかけとなった無線機能。結論から言うと買い替えなくてもよかった。
MP980 も本機も IEEE802.11b/g/n の 2.4GHz 帯域じゃないと認識しないことがわかりました。集合住宅なものですから 2.4GHz 帯域の無線が飛びまくっていて、ハイレゾ音源を無線で飛ばすと音切れしまくるため、半年ほど前に 5Ghz 帯域に無線を変更しました。その影響でプリンターが使えなくなっていたことが判明しました。

エプソンは上位機種の 906F でも 2.4Ghz しか対応していないようです。他のメーカーも 5Ghz 非対応なのか調べていないのでわかりませんが、盲点でした。

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カラリオプリンター PX-436A のいけていないと思うところ

僕にとって PX-436A の弱点は3つあります。

1つめは操作が非常にしづらいことです。液晶はかろうじて付いているものの、液晶はタッチパネルではなく、右の十字キーを使って一文字ずつ選択する方式です。タッチパネルな上位機種にしておけばよかったかもと公開した瞬間でしたが、設定は一度っきりなので我慢できます。

2つ目の弱点は、設定値を閲覧することができず印刷して初めてが設定値が閲覧できる点です。これはどうしてこうなったと言いたい。

3つ目の弱点は、紙が筐体下部に内蔵するタイプじゃなく手差しタイプであること。これは完全に事前調査不足でした。

さて、我が家のプリンタ環境もコンパクトにシロモノ家電風の色合いになりデザイン的にも良くなりました。でも本当に買い替えが必要なのは、WiFi ルータであることが判明してしまいました。ハイレゾ用に 11ac を使いつつ、2.4Ghz をプリンターを代表とした 11ac 非対応な無線機器類も同時に使えるルータを消費税 5% のうちに購入したいと思います。

ま、この PX-436A も印字速度はそんなに早くないですが、コピーの品質もよく静かです。性能的には悪くはない製品です。コンパクトさを優先するならピカイチの商品と思います。

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