今年は初めて小梅で梅酒を造りました - 2017年版

別にたいしてお酒を飲むわけでもないのに、何故だか今年も梅酒を作りました。定期的に梅酒の記事を書いてますが 2 年ぶりの梅酒の記事です。

今年もそろそろ梅酒の時期になってきたのでスーパーに材料を仕入れに行ってみると、珍しく梅酒コーナーに完熟小梅が置かれていました。いやよくよく考えてみると、梅酒コーナーと梅干しコーナーが一緒になっていたので、梅干しを作るための小梅だったかもしれない。なんか記事を書いてて段々そんな気がしてきた。(※執筆したのは今日ですが、梅酒漬けたのは5月末です。)

まぁとっくに梅は漬け終わってるので今更どうしようもないわけですが、小梅の甘く良い香りに惹かれて今年は完熟小梅で梅酒を作ってみることにしました。梅酒を作り始めて 9 年目になりますが、小梅で梅酒を作るのははじめです!

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紀州梅といってもいろいろ種類があるんですね

改めて過去の記事を読み返して当時を思い返してみると、紀州の梅という産地名ばかりに目が行っていたが、青梅を使ってる年もあれば、南高梅を使ってる年もあることに気がついた。何で今まで気がつかなかったんだろう。

せっかくなんで紀州梅の種類と用途を調べてみた。どうやら完熟小梅なら梅酒用途でも OK らしいので、あながち間違いではなかったようです。

梅酒梅干梅ジャム梅シロップ
小梅o
完熟小梅oo
青梅ooo
紅南高梅ooo
完熟南高梅oo
古城梅ooo

どうやら、梅酒には堅くて酸っぱい青梅を使い、梅干しには柔らかくて甘い香りの完熟梅を使うのが一般的のようです。とはいえ完熟梅が梅酒に向かないのかというと、そうでもないようで好みの問題らしい。

一般的には、青梅を漬けた梅酒はさわやかで軽い口当たりなのにたいして、完熟梅の場合は甘く芳醇な香りで深い味わいになるようです。漬けた梅も、エキス抽出後にシワシワになるのが青梅、果肉がしっかり残りやすいのが完熟梅らしいです。なんとなく漬けてたので今まで気がつきませんでした。

ってなわけで今年は完熟小梅で梅酒を作ってみた

梅が大きかろうが、小さかろうが、基本作り方は一緒。まずは梅を水でよく洗って汚れを落とします。完熟小梅はめっちゃ香りが良いですが、食べてみたけどそのままじゃ全然美味しくないってか食えたもんじゃないです。

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洗ったらキッチンペーパーの上でよく乾かします。洗ったらずいぶんと香りが飛んだ気がします。

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ヘタを取るついでに傷んだ梅を選別して捨てます。完熟なので少しでも傷んでると、そこから発酵が進んでしまうので、もったいなくても捨てます。もったいなければジャムなど加熱用とで使うと良いかと。

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結構小梅の量が減っちゃいましたが、基本のレシピ通りに氷砂糖 700g にホワイトリカー 1.8L で梅を漬けました。本当は氷砂糖・梅・氷砂糖とはさむのが基本ですが、面倒なのでわっさーいれちゃいました。

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漬けてからおおよそ1ヶ月。小梅が全部浮いてました。青梅や南高梅の場合は重いため全部沈むのですが、小梅だと浮いちゃうようです。なので下の方はホワイトリカーそのままで、上の方だけで梅酒の熟成が始まってるようなので、ふたを開けて菜箸で混ぜ混ぜしてあげました。定期的に混ぜてあげないとダメなようですが、たかだか1ヶ月でめちゃくちゃ良い香りになってました。

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香りに誘われて上澄みの方を少々試飲しちゃいました。いやーこりゃ期待できるっ!! (๑´ڡ`๑)

ただ完熟梅の場合は 10 年も漬けておくと発酵しちゃうらしいので、適切なタイミングで梅を取り出さないといけないようです。忘れないようにしよう。

また来年も梅酒作ります!

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